2013年09月26日
新潟の山へ
9月21日~23日
火打山(2461.8m)
妙高山(2446m)
2泊3日で初の新潟の山、火打山、妙高山に登山に行ってきました。
コースは…
1日目
笹ヶ峰登山口(1300m)→高谷池ヒュッテ(2105m)→火打山(2461m)→高谷池ヒュッテ
参考コースタイム
笹ヶ峰登山口~高谷池ヒュッテ 3:35
高谷池池ヒュッテ~火打山 往路1:30
復路1:05
2日目
高谷池ヒュッテ(2105m)→茶臼山(2171m)→黒沢池ヒュッテ(2000m)
→大倉乗越(2150m)→長助池分岐 (2040m)→妙高山(2446m)
→ピストンにて高谷池ヒュッテ
参考コースタイム
高谷池ヒュッテ~妙高山 往路3:20
復路3:10
3日目
高谷池ヒュッテ→笹ヶ峰登山口
参考コースタイム 2:35
今回は久々のグループで^^
ハイテンションさん親子、
ken5君、
そしてjimさんファミリー、
の予定だったのだけど、
jimさんファミリーは、
娘ちゃんの発熱で急遽ご一緒出来ず…
久々のjimさんファミリーとの山登りを楽しみにしていただけにとても残念。。。
また行きましょう!
ハイテンションさん、ken5君と山に登るのも久しぶり^^
そして今回はハイテンションさんと息子君が初の親子テン泊登山にチャレンジ!
お天気は秋晴れの快晴!
遠くは北アルプスの白馬、槍ヶ岳、穂高岳が望め、
そして目の前に広がるのは、
秋の気配を感じる、赤や黄色に色付き始めた山々…
初めましての新潟の山々に両手を広げで出迎えてもらえたような気がして嬉しかった。
太陽の日差しがジリジリと降り注ぐ中でも、
秋の空気や風を感じ取りながら、みんなで歩んだ「火打山」

見た目は可愛いらしいプリンの形をしているけど、
実はピリリとスパイス多めでとても刺激的だった「妙高山」

後日レポにしていきたいと思います。
火打山(2461.8m)
妙高山(2446m)
2泊3日で初の新潟の山、火打山、妙高山に登山に行ってきました。
コースは…
1日目
笹ヶ峰登山口(1300m)→高谷池ヒュッテ(2105m)→火打山(2461m)→高谷池ヒュッテ
参考コースタイム
笹ヶ峰登山口~高谷池ヒュッテ 3:35
高谷池池ヒュッテ~火打山 往路1:30
復路1:05
2日目
高谷池ヒュッテ(2105m)→茶臼山(2171m)→黒沢池ヒュッテ(2000m)
→大倉乗越(2150m)→長助池分岐 (2040m)→妙高山(2446m)
→ピストンにて高谷池ヒュッテ
参考コースタイム
高谷池ヒュッテ~妙高山 往路3:20
復路3:10
3日目
高谷池ヒュッテ→笹ヶ峰登山口
参考コースタイム 2:35
今回は久々のグループで^^
ハイテンションさん親子、
ken5君、
そしてjimさんファミリー、
の予定だったのだけど、
jimさんファミリーは、
娘ちゃんの発熱で急遽ご一緒出来ず…
久々のjimさんファミリーとの山登りを楽しみにしていただけにとても残念。。。
また行きましょう!
ハイテンションさん、ken5君と山に登るのも久しぶり^^
そして今回はハイテンションさんと息子君が初の親子テン泊登山にチャレンジ!
お天気は秋晴れの快晴!
遠くは北アルプスの白馬、槍ヶ岳、穂高岳が望め、
そして目の前に広がるのは、
秋の気配を感じる、赤や黄色に色付き始めた山々…
初めましての新潟の山々に両手を広げで出迎えてもらえたような気がして嬉しかった。
太陽の日差しがジリジリと降り注ぐ中でも、
秋の空気や風を感じ取りながら、みんなで歩んだ「火打山」

見た目は可愛いらしいプリンの形をしているけど、
実はピリリとスパイス多めでとても刺激的だった「妙高山」

後日レポにしていきたいと思います。

2013年09月30日
火打山・妙高山Vol.1
9月21日~23日
火打山(2461.8m)
am6:00 笹ヶ峰駐車場にハイテンションさん親子、ken5君と集合。
お久しぶりのご挨拶、そして支度をすませ、
am6:30 笹ヶ峰登山口を出発!

早朝の冷たい空気を感じながら、
整備された木道の道の上をテンポよく進んでいく。
色鮮やかなブナの森が美しい…

am7:40 黒沢橋到着。

ザックを肩から外し、休憩。
今回テン泊登山が初めての
ハイテンションさんの息子君は、
大きなザックを背負っているのに、
余裕の表情^^
黒沢橋を渡ると、
登山道の斜度がいよいよキツくなりだす。
最初の頑張りどころが「十二曲り」
階段で整備されていて、
早いテンポで1/12、2/12と面白いように進んでいくから、
ペースよく歩けた。

「十二曲り」を歩き終えた所で休憩。

ここから、急登が始まる。
途中、neo君がたくさんの蜜蜂に遭遇するハプンニングもあったけど!!!
無事、高谷池ヒュッテと黒沢池ヒュッテの分岐「富士見平」に到着。
ここから黒姫山の上に富士山が見えるみたいだけど、
この日は遠くの山々は白く霞んでしまって、
富士山を見ることはできなかった。
ここで「高谷池ヒュッテ」方面に進む。
ここからは道も傾らかになり、
木々の背丈も低くなり、
眺望を楽しめるようになってくる。
最初に目を楽しませてくれたのが、
紅葉しはじめた「黒沢岳(2212m)」

歩き続けると「火打山」が姿を現した。

木道が現れると、
しばらくして三角屋根が可愛らしい「高谷池ヒュッテ」にam11:00到着!

受付をすませテン場代1人400を支払いテン場に向かうと、
すでに沢山のテントでサイトは埋めつくされていた…
選ぶ余地もないので、
空いているギリギリのスペースにお邪魔する。
もし数十分、到着が遅れていたら途方にから暮れるハメになっていたかも。。。
それでも無事テントを張り終えれば、
お昼ご飯を食べながらの、
テン場で過ごすくつろぎの時間♪
しっかり休息をとってから、
いよいよ「火打山」への登山開始!

しばらくはなだらかな木道歩き。
高谷池、天狗の庭と名のついた、
2つの美しくて不思議な雰囲気をかもし出す2つの湿原を眺めながら。
高谷池

天狗の庭

時々立ち止まり写真を撮りながらも、
なかなかいいハイペースで進んでいった。
ハイテンションさん親子も楽しそう^^
(後方に見える山は妙高山)

そしてken5君はいつもさりげなく子供達をフォローしてくれる^^
みんなで新潟の街、そして日本海を眺めて感動したり、

標高を上げなければならないところは、
がんばって歩いて、
いよいよ頂上へ…
pm2:00 火打山(2461.8m)登頂!
我が家にとって百名山20座目になる記念すべき山、
それが火打山になった!
みんなで記念撮影♪

穏やな、とても静かな山頂で腰を下ろし、
みんな思い思いの頂を過ごした。
中央に見える山は日本百名山「高妻山」

そして下山後のビールを楽しみに下山開始。

pm3:40高谷池ヒュッテに到着。

そしてみんなでキンキンに冷えたビールをすぐさま購入!
かんぱ~い♪
お疲れ様でした!
その後はヒュッテ前のテーブル席で、お夕飯^^
久々に、すき焼き♪

そしてお腹も心もたっぷり満たしたら、
真っ赤な夕日、
そして高谷池から立ち上る幻想的な靄を眺めながら、
のんびりとテントに戻った。


2日目、妙高山につづく
火打山(2461.8m)
am6:00 笹ヶ峰駐車場にハイテンションさん親子、ken5君と集合。
お久しぶりのご挨拶、そして支度をすませ、
am6:30 笹ヶ峰登山口を出発!

早朝の冷たい空気を感じながら、
整備された木道の道の上をテンポよく進んでいく。
色鮮やかなブナの森が美しい…

am7:40 黒沢橋到着。

ザックを肩から外し、休憩。
今回テン泊登山が初めての
ハイテンションさんの息子君は、
大きなザックを背負っているのに、
余裕の表情^^
黒沢橋を渡ると、
登山道の斜度がいよいよキツくなりだす。
最初の頑張りどころが「十二曲り」
階段で整備されていて、
早いテンポで1/12、2/12と面白いように進んでいくから、
ペースよく歩けた。

「十二曲り」を歩き終えた所で休憩。

ここから、急登が始まる。
途中、neo君がたくさんの蜜蜂に遭遇するハプンニングもあったけど!!!
無事、高谷池ヒュッテと黒沢池ヒュッテの分岐「富士見平」に到着。
ここから黒姫山の上に富士山が見えるみたいだけど、
この日は遠くの山々は白く霞んでしまって、
富士山を見ることはできなかった。
ここで「高谷池ヒュッテ」方面に進む。
ここからは道も傾らかになり、
木々の背丈も低くなり、
眺望を楽しめるようになってくる。
最初に目を楽しませてくれたのが、
紅葉しはじめた「黒沢岳(2212m)」

歩き続けると「火打山」が姿を現した。

木道が現れると、
しばらくして三角屋根が可愛らしい「高谷池ヒュッテ」にam11:00到着!

受付をすませテン場代1人400を支払いテン場に向かうと、
すでに沢山のテントでサイトは埋めつくされていた…
選ぶ余地もないので、
空いているギリギリのスペースにお邪魔する。
もし数十分、到着が遅れていたら途方にから暮れるハメになっていたかも。。。
それでも無事テントを張り終えれば、
お昼ご飯を食べながらの、
テン場で過ごすくつろぎの時間♪
しっかり休息をとってから、
いよいよ「火打山」への登山開始!

しばらくはなだらかな木道歩き。
高谷池、天狗の庭と名のついた、
2つの美しくて不思議な雰囲気をかもし出す2つの湿原を眺めながら。
高谷池

天狗の庭

時々立ち止まり写真を撮りながらも、
なかなかいいハイペースで進んでいった。
ハイテンションさん親子も楽しそう^^
(後方に見える山は妙高山)

そしてken5君はいつもさりげなく子供達をフォローしてくれる^^
みんなで新潟の街、そして日本海を眺めて感動したり、

標高を上げなければならないところは、
がんばって歩いて、
いよいよ頂上へ…
pm2:00 火打山(2461.8m)登頂!
我が家にとって百名山20座目になる記念すべき山、
それが火打山になった!
みんなで記念撮影♪

穏やな、とても静かな山頂で腰を下ろし、
みんな思い思いの頂を過ごした。
中央に見える山は日本百名山「高妻山」

そして下山後のビールを楽しみに下山開始。

pm3:40高谷池ヒュッテに到着。

そしてみんなでキンキンに冷えたビールをすぐさま購入!
かんぱ~い♪
お疲れ様でした!
その後はヒュッテ前のテーブル席で、お夕飯^^
久々に、すき焼き♪

そしてお腹も心もたっぷり満たしたら、
真っ赤な夕日、
そして高谷池から立ち上る幻想的な靄を眺めながら、
のんびりとテントに戻った。


2日目、妙高山につづく

2013年10月05日
火打山・妙高山Vol.2
9月21日~23日
妙高山(2446m)
火打山・妙高山Vol.1はこちらから
am5:30 テントから顔を出してみると、
雲に朝日が反射して、
空一面の朝焼けが目の前に広がった。

朝食は雑炊。
山で初めて作ってみたが、
父ちゃんと子供達に大好評だった。
雑炊の素とアルファ米で簡単に出来て大好評なら、
寒くなる、これからの季節の定番メニューになりかも♪
この日下山するハイテンションさん親子とken5君とはここでお別れ。
また一緒に山に行こうね!
と約束を交わし、手を振った。
am6:30 高谷池ヒュッテを父ちゃん、neo君と出発。

お姉ちゃんはテントでお留守番^^
neo君にもお留守番していていいよ~と声をかけたが、
「行く」と言ってついてきた^^
最初のピークは茶臼山(2171m)。
茶臼山山頂は展望がなく狭いのでそのままスルー。
歩いていくと黒沢池が眼下に見え始め、大倉山から三田原山の稜線状の奥に妙高山。

ここを通過、今度は下って、黒沢池ヒュッテに到着。

ベンチに腰掛け熱いお茶を入れて、
父ちゃんが持ってきたアンパンをみんなで食べた。
ここから大倉山の「大倉乗越」まで登り、

また下り道。
ロープが何箇所かに設置してあったが、
neo君にとっては大好物。

樹林帯を過ぎると、
トラバース的は道へと変わる。

ここから「長介池」を眺める事が出来る。

標高2000mの山の上に、
点在する不思議な湿原。
長い時間をかけ自然が織り成す美しい模様。
日本各地、そして世界各地の、
そんな摩訶不思議の自然の姿にたくさん出会えたらいいな…
そして足場の悪い場所を慎重に通過して、

「長介池分岐」に到着。
ベンチに腰掛けて休憩。
目の前にあった分岐の道標に目が止まる。
「妙高山 1.0km」

え、たったの1.0km!?
それでコースタイムが1:30って…
父ちゃんとヒョエ~となった(笑)
でも雲ノ平のアレよりコースタイムは短いし、いいんじゃない(苦笑)
そんな感じで、いざ出発。
そして見事しょっぱなから急登が始まってくれた…

3連休の中日のこの日。
沢山のハイカーさんが妙高山を目指していたが、
リーダーさんがしっかりしている、
礼儀正しい団体さんの笑い声に元気をもらい、
小グループで来ているハイカーさんとの、
すれ違い、追い越しにも思いやりがあり、
気持ちよく歩く事が出来た。
これが新潟の山なんだろうな^^
黄色に紅葉した葉に、
一足早く秋を感じたり、

ガスが上がってきたり、晴れたりする景色を眺めながら、
いよいよ頂上が間近に迫ってくる。

そしてam9:45 妙高山(2446m)登頂!

岩と平地でうまくミックスされた。
広々としたいい頂上だった。
沢山の人が岩に腰掛け休憩している。
我が家もあんどーナッツと熱い紅茶でその仲間入りをした。
すっかりガスってしまった頂上からは、
なんの眺望も拝めなかったが、
それでも心は大満足だった。
熱い紅茶が最高に幸せ!
次々と登山道からハイカーさんが飛び出してくる!
その度に頂上に辿りついた歓喜の声が辺りに響きわたる。
自然と私も笑顔になった^^
お姉ちゃんが待っているから下山しなきゃ。
お姉ちゃんももう5年生。
家族で山登りも出来てあと1年半だろう…
お姉ちゃんに、
「山は好き?」
と聞けば、
「キライ」
と答えると思う(笑)
でも最近は山に行くことに素直になった。
山を登るのは辛いけど、
お姉ちゃんなりに、
どこか「楽しみ」を感じるようになったんだと思う。
無理に頂上まで連れてこなくても、
山で家族で過ごすのには変わりない。
その時間がお姉ちゃんにとって、
楽しい時間ならいいのかもしれない。
出来れば家族4人で頂上には立ちたいっていう思いはあるけれど、
あと1年半、どんどん成長していくお姉ちゃんの気持ちも受け入れながら、
楽しく無理なく山と付き合えたらいいなって最近思った。
復路での黒沢池ヒュッテで、
久々に山でコーラに出会う事が出来た!

しかも格安200円!!
妙高山から下って、
そして登って、
また下って、
そして登って、
またまた下って、
ようやくpm1:00高谷池ヒュッテに到着!
とうとうneo君は一度も弱音をはかなかった。
自分で行くと決めた意思は、やっぱり強いんだな。
お姉ちゃんは元気かな~
足早にテントに戻り、
「ただいま~」
ってテントを覗いたら、
反対側で泥団子作りに励んでいた^^

「寂しかった?」
答えはわかっているけど聞いてみる。
「全然~♪」
想像通りのお返事で安心、安心(笑)
すっかり空は雲で覆われ、、
日差しが届かないテン場はヒンヤリ。
ご飯は暖かなテントの中で食べる事にした。(テント内での火器の取り扱いは自己責任で)
カマンベールチーズにクラッカー。
トマトベーコン。
ウインナー。
チキンナゲット。
カレーライス。
子供達の好きな物ばかり。

お姉ちゃんから、
ハイテンションさん親子、ken5君が帰るまで、
一緒に過ごした出来事の話しや、
1人で過ごすテン場での事を聞きながら、
みんなでワイワイと過ごす至福の時間は、
日が暮れるまでゆったりと過ぎていった。
つづく
妙高山(2446m)
火打山・妙高山Vol.1はこちらから
am5:30 テントから顔を出してみると、
雲に朝日が反射して、
空一面の朝焼けが目の前に広がった。

朝食は雑炊。
山で初めて作ってみたが、
父ちゃんと子供達に大好評だった。
雑炊の素とアルファ米で簡単に出来て大好評なら、
寒くなる、これからの季節の定番メニューになりかも♪
この日下山するハイテンションさん親子とken5君とはここでお別れ。
また一緒に山に行こうね!
と約束を交わし、手を振った。
am6:30 高谷池ヒュッテを父ちゃん、neo君と出発。

お姉ちゃんはテントでお留守番^^
neo君にもお留守番していていいよ~と声をかけたが、
「行く」と言ってついてきた^^
最初のピークは茶臼山(2171m)。
茶臼山山頂は展望がなく狭いのでそのままスルー。
歩いていくと黒沢池が眼下に見え始め、大倉山から三田原山の稜線状の奥に妙高山。

ここを通過、今度は下って、黒沢池ヒュッテに到着。

ベンチに腰掛け熱いお茶を入れて、
父ちゃんが持ってきたアンパンをみんなで食べた。
ここから大倉山の「大倉乗越」まで登り、

また下り道。
ロープが何箇所かに設置してあったが、
neo君にとっては大好物。

樹林帯を過ぎると、
トラバース的は道へと変わる。

ここから「長介池」を眺める事が出来る。

標高2000mの山の上に、
点在する不思議な湿原。
長い時間をかけ自然が織り成す美しい模様。
日本各地、そして世界各地の、
そんな摩訶不思議の自然の姿にたくさん出会えたらいいな…
そして足場の悪い場所を慎重に通過して、

「長介池分岐」に到着。
ベンチに腰掛けて休憩。
目の前にあった分岐の道標に目が止まる。
「妙高山 1.0km」

え、たったの1.0km!?
それでコースタイムが1:30って…
父ちゃんとヒョエ~となった(笑)
でも雲ノ平のアレよりコースタイムは短いし、いいんじゃない(苦笑)
そんな感じで、いざ出発。
そして見事しょっぱなから急登が始まってくれた…

3連休の中日のこの日。
沢山のハイカーさんが妙高山を目指していたが、
リーダーさんがしっかりしている、
礼儀正しい団体さんの笑い声に元気をもらい、
小グループで来ているハイカーさんとの、
すれ違い、追い越しにも思いやりがあり、
気持ちよく歩く事が出来た。
これが新潟の山なんだろうな^^
黄色に紅葉した葉に、
一足早く秋を感じたり、

ガスが上がってきたり、晴れたりする景色を眺めながら、
いよいよ頂上が間近に迫ってくる。

そしてam9:45 妙高山(2446m)登頂!

岩と平地でうまくミックスされた。
広々としたいい頂上だった。
沢山の人が岩に腰掛け休憩している。
我が家もあんどーナッツと熱い紅茶でその仲間入りをした。
すっかりガスってしまった頂上からは、
なんの眺望も拝めなかったが、
それでも心は大満足だった。
熱い紅茶が最高に幸せ!
次々と登山道からハイカーさんが飛び出してくる!
その度に頂上に辿りついた歓喜の声が辺りに響きわたる。
自然と私も笑顔になった^^
お姉ちゃんが待っているから下山しなきゃ。
お姉ちゃんももう5年生。
家族で山登りも出来てあと1年半だろう…
お姉ちゃんに、
「山は好き?」
と聞けば、
「キライ」
と答えると思う(笑)
でも最近は山に行くことに素直になった。
山を登るのは辛いけど、
お姉ちゃんなりに、
どこか「楽しみ」を感じるようになったんだと思う。
無理に頂上まで連れてこなくても、
山で家族で過ごすのには変わりない。
その時間がお姉ちゃんにとって、
楽しい時間ならいいのかもしれない。
出来れば家族4人で頂上には立ちたいっていう思いはあるけれど、
あと1年半、どんどん成長していくお姉ちゃんの気持ちも受け入れながら、
楽しく無理なく山と付き合えたらいいなって最近思った。
復路での黒沢池ヒュッテで、
久々に山でコーラに出会う事が出来た!

しかも格安200円!!
妙高山から下って、
そして登って、
また下って、
そして登って、
またまた下って、
ようやくpm1:00高谷池ヒュッテに到着!
とうとうneo君は一度も弱音をはかなかった。
自分で行くと決めた意思は、やっぱり強いんだな。
お姉ちゃんは元気かな~
足早にテントに戻り、
「ただいま~」
ってテントを覗いたら、
反対側で泥団子作りに励んでいた^^

「寂しかった?」
答えはわかっているけど聞いてみる。
「全然~♪」
想像通りのお返事で安心、安心(笑)
すっかり空は雲で覆われ、、
日差しが届かないテン場はヒンヤリ。
ご飯は暖かなテントの中で食べる事にした。(テント内での火器の取り扱いは自己責任で)
カマンベールチーズにクラッカー。
トマトベーコン。
ウインナー。
チキンナゲット。
カレーライス。
子供達の好きな物ばかり。

お姉ちゃんから、
ハイテンションさん親子、ken5君が帰るまで、
一緒に過ごした出来事の話しや、
1人で過ごすテン場での事を聞きながら、
みんなでワイワイと過ごす至福の時間は、
日が暮れるまでゆったりと過ぎていった。
つづく

2013年10月15日
火打山・妙高山Vol.3
9月21日~23日
高谷池ヒュッテの朝
火打山・妙高山Vol.1はこちらから
火打山・妙高山Vol.2はこちらから
私が小さかった頃、
空が晴れ渡った日曜日の朝、
母が庭に縁台を出して、
青空の下で朝日を浴びながら朝ごはんを食べた事が、
楽しかった記憶として今でも覚えている。
高谷池ヒュッテのテン場で2回目の朝を迎えた。
下山だけのこの日、
山のテン場では寝坊に近い時間に目を覚ます。
そしてトイレに行くためにテントの外に出ると、
空は快晴。
朝の澄み切った空気を全身で感じる。

こんな日は雲海が広がりそうなもんだな。。。
と思い背伸びして薮の向こうを覗くと、
白いモクモクとしたものが目に入った!
雲海だ!!
一緒にトイレに行っていたneo君を引き連れて、
朝露を身にまとった木々の葉の間をぬって、
ビショビショに全身を濡らしながら、
高台へと足を伸ばした。
そして北アルプス方面に水平に伸びる白い雲が一直線に伸びた。

白馬岳からはどんな景色が広がっているんだろう…
1人、妄想にふけるも、
サンダルでついてきたneo君は、
足元、髪の毛がビッショリに濡れ、
ちょっと不機嫌そう(笑)
ごめん、ごめん…
テントに戻ろう。
朝食を食べる場所は決まっていた。
朝食の前に撤収作業を進め、
パッキング。
ヒュッテ前広場の一番の特等席、
火打山が望めるテーブル席に移動した。

日が昇るにつれ、
気温がぐんぐん上がっていく。
背後から差し込んでくる日差しに、
背中はポカポカ、
寒くもなく暑くもない、
気持ちいい外ごはん。
目の前には前々日に登った火打山。
フランスパンにシチューのフリーズドライ。
目玉焼きにナゲット。

食後はコーヒー。
景色を楽しみながら更に熱い紅茶も楽しんだ。
山で過ごす、ほんの一時の時間。
こんな時間を実は心の奥で求めているんじゃないのかな…
離れがたいこの場所に区切りをつけてくれるかのように、
am9:00頃、モクモクと雲が広がり初めてくれた。
さぁ、下山しよう。

途中、河原で休憩。

ココアをいれて一息いれたり、

大きく育ったブナの木を見上げてみたり…

登山口までの最後の下りの木道は、
スピードも出しづらいから、
せっかくだからブナの森を楽しもうと、
歩くスピードをゆっくりにした。

お姉ちゃんが本気を出すと下山スピードは家族で一番。
そんなお姉ちゃんと父ちゃんは先へ歩いて姿が見えなくなった。
neo君にも先に行っていいよ、と言ったが、
ちょっと進んでは私が追いつくのを待っていてくれた。
歩くスピードを落とすことで、
見えてくる景色が違ってくる。
足元を横断していくバッタを見送る。
neo君がブナの幹にくっついたセミの抜け殻を発見する。
野鳥の鳴き声が耳に入ってくる。
森の緑がより色鮮やかに見えてくる。
そして心が落ち着き、
自然と優しい気持ちになってくる。
最後の数十分は人とすれ違う事もなく、
静かで力強い山の息吹を感じた。
そして初日にくぐった登山口の門を、
無事通り、この山旅も終わりを迎えた。

おわり
高谷池ヒュッテの朝
火打山・妙高山Vol.1はこちらから
火打山・妙高山Vol.2はこちらから
私が小さかった頃、
空が晴れ渡った日曜日の朝、
母が庭に縁台を出して、
青空の下で朝日を浴びながら朝ごはんを食べた事が、
楽しかった記憶として今でも覚えている。
高谷池ヒュッテのテン場で2回目の朝を迎えた。
下山だけのこの日、
山のテン場では寝坊に近い時間に目を覚ます。
そしてトイレに行くためにテントの外に出ると、
空は快晴。
朝の澄み切った空気を全身で感じる。

こんな日は雲海が広がりそうなもんだな。。。
と思い背伸びして薮の向こうを覗くと、
白いモクモクとしたものが目に入った!
雲海だ!!
一緒にトイレに行っていたneo君を引き連れて、
朝露を身にまとった木々の葉の間をぬって、
ビショビショに全身を濡らしながら、
高台へと足を伸ばした。
そして北アルプス方面に水平に伸びる白い雲が一直線に伸びた。

白馬岳からはどんな景色が広がっているんだろう…
1人、妄想にふけるも、
サンダルでついてきたneo君は、
足元、髪の毛がビッショリに濡れ、
ちょっと不機嫌そう(笑)
ごめん、ごめん…
テントに戻ろう。
朝食を食べる場所は決まっていた。
朝食の前に撤収作業を進め、
パッキング。
ヒュッテ前広場の一番の特等席、
火打山が望めるテーブル席に移動した。

日が昇るにつれ、
気温がぐんぐん上がっていく。
背後から差し込んでくる日差しに、
背中はポカポカ、
寒くもなく暑くもない、
気持ちいい外ごはん。
目の前には前々日に登った火打山。
フランスパンにシチューのフリーズドライ。
目玉焼きにナゲット。

食後はコーヒー。
景色を楽しみながら更に熱い紅茶も楽しんだ。
山で過ごす、ほんの一時の時間。
こんな時間を実は心の奥で求めているんじゃないのかな…
離れがたいこの場所に区切りをつけてくれるかのように、
am9:00頃、モクモクと雲が広がり初めてくれた。
さぁ、下山しよう。

途中、河原で休憩。

ココアをいれて一息いれたり、

大きく育ったブナの木を見上げてみたり…

登山口までの最後の下りの木道は、
スピードも出しづらいから、
せっかくだからブナの森を楽しもうと、
歩くスピードをゆっくりにした。

お姉ちゃんが本気を出すと下山スピードは家族で一番。
そんなお姉ちゃんと父ちゃんは先へ歩いて姿が見えなくなった。
neo君にも先に行っていいよ、と言ったが、
ちょっと進んでは私が追いつくのを待っていてくれた。
歩くスピードを落とすことで、
見えてくる景色が違ってくる。
足元を横断していくバッタを見送る。
neo君がブナの幹にくっついたセミの抜け殻を発見する。
野鳥の鳴き声が耳に入ってくる。
森の緑がより色鮮やかに見えてくる。
そして心が落ち着き、
自然と優しい気持ちになってくる。
最後の数十分は人とすれ違う事もなく、
静かで力強い山の息吹を感じた。
そして初日にくぐった登山口の門を、
無事通り、この山旅も終わりを迎えた。

おわり
