2014年06月19日
八ヶ岳 行者小屋
6月14日~15日
八ヶ岳 赤岳(2899m)
赤岳に登ってみたいと思ってから何年たったかな…
やっとこの日を迎えられた。
梅雨真っ只中のこの時期に、
天気予報は私の気分を良くしてくれた。
曇り空でも赤岳に登頂さえ出来れば…
という思いに、
もしかしたら青空を見上げながら頂に立つことが出来るかもしれない、って。
金曜日、夜に出発。
赤岳山荘の駐車場で車中泊。
駐車場台1日1000円、
2日分2000円は翌朝お支払い。
支度をすませ、
am8:00出発。

テン泊予定地の行者小屋までは、
コースタイムで2時間半の道のり。
ルートは北沢コースを通り、
赤岳鉱泉を経て、行者小屋へと向かう。
赤岳鉱泉までは、
2度のアイスキャンディフェスで、
雪道ではあるが歩いたことがあるので、
子供達も距離感がつかめ、余裕顔。

白銀の北沢ルートも美しいが、
初夏の北沢も、
新緑の緑が色鮮やかで、
足元には八ヶ岳特有の、
美しい苔が一面に広がって、
夏山ならではの美しさだった。

緑色のキャンバスに色を添えるように咲く高山植物。
シロバナノヘビイチゴ

タチツボスミレ、かな?

空は曇り優勢、
青空がたまに顔をだすぐらいの、
肌寒いお天気ではあったが、
逆に汗をかくこともなく、
快適に歩き続ける事ができた。

am10:20 解体されたアイスキャンディがある赤岳鉱泉に到着。

しばらく休憩をとったあと、
行者小屋へと向かった。
行者小屋までは約30分の道のり。
時間だけはたっぷりと余裕があったから、
苔に目を向けながら、
立ち止まりながら、
ゆっくりと歩くことにした。






am11:15 行者小屋到着。

受付をし、テン泊代1人1000円、
家族4人で合計4000円のお支払い。
テン泊者も水は無料。
早速、設営。

設営後は、小屋でお昼ご飯。
カレーもおでんも売り切れで残念だったけど、
まずは生ビールで乾杯♪

久々の山での生ビールは、やっぱり美味しい♪
お腹もいっぱいになって、
テントに戻ろうとしたその時、
ヘリの音が近づいた。

どうやら横岳辺りで遭難者が出たもよう…
大丈夫だったかな。。。
食後はテントでお昼寝。
(子供達はテント内で遊んでいたみたい)
目が覚めると、テントに日が差し込んでいた。
外は青空、せっかくだからワインとつまみを持って、
みんなで外に出向いた。
翌日の赤岳への登山道の情報収集も兼ねて。
冷え込んでいたお昼頃と打って変わって、
日が差し込んだ行者小屋のテーブル席はポカポカと暖かい。

子供達はクライミングトレーニングボードを見つけてご機嫌。

父ちゃんはソロのお兄ちゃんと談笑中。

夕方のハイカーさんが集う行者小屋の広場は、和やかで楽しげな雰囲気だ。

目の前には、赤岳がそびえ立ち、
横から差し込む日差しが体を暖めてくれる。
山でホッとする一時。
そして幸せを感じる瞬間。
そんな時間はあっという間で、
翌日の赤岳登頂に向けて、
pm7:30には眠りについた。
2日目、赤岳登山につづく
八ヶ岳 赤岳(2899m)
赤岳に登ってみたいと思ってから何年たったかな…
やっとこの日を迎えられた。
梅雨真っ只中のこの時期に、
天気予報は私の気分を良くしてくれた。
曇り空でも赤岳に登頂さえ出来れば…
という思いに、
もしかしたら青空を見上げながら頂に立つことが出来るかもしれない、って。
金曜日、夜に出発。
赤岳山荘の駐車場で車中泊。
駐車場台1日1000円、
2日分2000円は翌朝お支払い。
支度をすませ、
am8:00出発。

テン泊予定地の行者小屋までは、
コースタイムで2時間半の道のり。
ルートは北沢コースを通り、
赤岳鉱泉を経て、行者小屋へと向かう。
赤岳鉱泉までは、
2度のアイスキャンディフェスで、
雪道ではあるが歩いたことがあるので、
子供達も距離感がつかめ、余裕顔。

白銀の北沢ルートも美しいが、
初夏の北沢も、
新緑の緑が色鮮やかで、
足元には八ヶ岳特有の、
美しい苔が一面に広がって、
夏山ならではの美しさだった。

緑色のキャンバスに色を添えるように咲く高山植物。
シロバナノヘビイチゴ

タチツボスミレ、かな?

空は曇り優勢、
青空がたまに顔をだすぐらいの、
肌寒いお天気ではあったが、
逆に汗をかくこともなく、
快適に歩き続ける事ができた。

am10:20 解体されたアイスキャンディがある赤岳鉱泉に到着。

しばらく休憩をとったあと、
行者小屋へと向かった。
行者小屋までは約30分の道のり。
時間だけはたっぷりと余裕があったから、
苔に目を向けながら、
立ち止まりながら、
ゆっくりと歩くことにした。






am11:15 行者小屋到着。

受付をし、テン泊代1人1000円、
家族4人で合計4000円のお支払い。
テン泊者も水は無料。
早速、設営。

設営後は、小屋でお昼ご飯。
カレーもおでんも売り切れで残念だったけど、
まずは生ビールで乾杯♪

久々の山での生ビールは、やっぱり美味しい♪
お腹もいっぱいになって、
テントに戻ろうとしたその時、
ヘリの音が近づいた。

どうやら横岳辺りで遭難者が出たもよう…
大丈夫だったかな。。。
食後はテントでお昼寝。
(子供達はテント内で遊んでいたみたい)
目が覚めると、テントに日が差し込んでいた。
外は青空、せっかくだからワインとつまみを持って、
みんなで外に出向いた。
翌日の赤岳への登山道の情報収集も兼ねて。
冷え込んでいたお昼頃と打って変わって、
日が差し込んだ行者小屋のテーブル席はポカポカと暖かい。

子供達はクライミングトレーニングボードを見つけてご機嫌。

父ちゃんはソロのお兄ちゃんと談笑中。

夕方のハイカーさんが集う行者小屋の広場は、和やかで楽しげな雰囲気だ。

目の前には、赤岳がそびえ立ち、
横から差し込む日差しが体を暖めてくれる。
山でホッとする一時。
そして幸せを感じる瞬間。
そんな時間はあっという間で、
翌日の赤岳登頂に向けて、
pm7:30には眠りについた。
2日目、赤岳登山につづく

2014年06月27日
八ヶ岳 赤岳
6月14日~15日
八ヶ岳 赤岳(2899m)
前回のお話はこちらから
am3:30起床。
バーナーに火をつけ湯を沸かし熱いお茶をいれる。
熱いお茶を飲みながら朝食作り。
朝食は最近の定番、雑炊。
冷え込む早朝に温かく食べれるし、(6月とはいえ、テントが凍るぐらい冷え込んでいた)
食欲のない寝起きでも、
無理なく美味しく食べれるらしく、
子供達も喜んで食べてくれる。
支度をすませ、am4:45に行者小屋を出発。

行者小屋から赤岳へのルートは、
文三郎道と、
地蔵尾根の2本があるが、
いろいろ悩んだ結果、我が家は文三郎道を選択。
しばらくは樹林帯の急登だったが、
早朝の爽やかな空気が、
疲れよりも気持ち良さを運んできてくれた。

あっという間に階段が現れ森林限界に突入。

視界が開ける。

ここまで誰にも追い越されることなく、
そしてすれ違うことなく、
山の静寂を一心に感じた。
空はだんだんと青さをまし、

白く光る北アルプスが浮きだっていく。

そして中岳、阿弥陀岳が間近に迫ってくる。

階段を上り詰めると、
赤岳、阿弥陀岳の分岐と出た。

強風が吹きつける。
フードで頭を覆い寒さをしのいた。

岩場に入ると、風当たりも弱まり一息。

ここからは鎖が設置された岩場を「歩く」というよりは、
「登る」といった感じで進んでいく。

先を歩いていた父ちゃんとneo君。

お姉ちゃんは相変わらず、のんびり^^
岩場を抜けると、
この日初めての太陽とご対面。
陽の光に目を細めたその先に、
富士山がくっきりと見渡せた。

ここからハシゴを2つ上がると、

赤岳頂上山荘が見え、

am6:20、赤岳(2899m)登頂。

八ヶ岳の山々には何度も足を運んではいるが、
ついに八ヶ岳の最高峰に立つことが出来た!
心の中でバンザイ!
山頂は岩場で狭い為
記念撮影をすましたら、
すぐにその場を離れ、
子供達とバッジを買おうと、
赤岳頂上山荘へと向かった。
「天の窓」赤岳頂上山荘から下山につづく
八ヶ岳 赤岳(2899m)
前回のお話はこちらから
am3:30起床。
バーナーに火をつけ湯を沸かし熱いお茶をいれる。
熱いお茶を飲みながら朝食作り。
朝食は最近の定番、雑炊。
冷え込む早朝に温かく食べれるし、(6月とはいえ、テントが凍るぐらい冷え込んでいた)
食欲のない寝起きでも、
無理なく美味しく食べれるらしく、
子供達も喜んで食べてくれる。
支度をすませ、am4:45に行者小屋を出発。

行者小屋から赤岳へのルートは、
文三郎道と、
地蔵尾根の2本があるが、
いろいろ悩んだ結果、我が家は文三郎道を選択。
しばらくは樹林帯の急登だったが、
早朝の爽やかな空気が、
疲れよりも気持ち良さを運んできてくれた。

あっという間に階段が現れ森林限界に突入。

視界が開ける。

ここまで誰にも追い越されることなく、
そしてすれ違うことなく、
山の静寂を一心に感じた。
空はだんだんと青さをまし、

白く光る北アルプスが浮きだっていく。

そして中岳、阿弥陀岳が間近に迫ってくる。

階段を上り詰めると、
赤岳、阿弥陀岳の分岐と出た。

強風が吹きつける。
フードで頭を覆い寒さをしのいた。

岩場に入ると、風当たりも弱まり一息。

ここからは鎖が設置された岩場を「歩く」というよりは、
「登る」といった感じで進んでいく。

先を歩いていた父ちゃんとneo君。

お姉ちゃんは相変わらず、のんびり^^
岩場を抜けると、
この日初めての太陽とご対面。
陽の光に目を細めたその先に、
富士山がくっきりと見渡せた。

ここからハシゴを2つ上がると、

赤岳頂上山荘が見え、

am6:20、赤岳(2899m)登頂。

八ヶ岳の山々には何度も足を運んではいるが、
ついに八ヶ岳の最高峰に立つことが出来た!
心の中でバンザイ!
山頂は岩場で狭い為
記念撮影をすましたら、
すぐにその場を離れ、
子供達とバッジを買おうと、
赤岳頂上山荘へと向かった。
「天の窓」赤岳頂上山荘から下山につづく

2014年07月01日
天の窓 赤岳展望荘
6月14日~15日
八ヶ岳 赤岳(2899m)
前回のお話はこちらから
三角点のある赤岳南峰から細いリッジをたどって約30mで、
赤岳北峰にある赤岳頂上山荘へと到着。

中に入ると、本当に2899m地点であるのかと思うほど、
立派な山小屋だった。
早速記念バッジを購入。
百名山24個目のバッジ^^
時間はまだまだ7時前。
思ったより早くに行動できたから、
山小屋の喫茶を利用して休憩することにした。

「天の窓」と記された食堂からの見晴らしは、
本当に天に登ったかのような絶景が窓から広がっていた。

綺麗に掃除がされている、
ピカピカの床板が本当に心地よくて、
neo君はゴロゴロ(笑)

頼んだコーヒーとココア、
持参したチョコレートクッキーでの早朝のお茶の時間は、
窓からの絶景に、
登頂した喜びも加わって、
楽しい一時となった。

今度は小屋に泊まる目的で、
また訪れたいね、
そんな話を家族でして、
本格的に下山開始。
眼下に見える赤岳展望荘へは、
鎖が設置された、
ザレたジグザグの斜面を下っていくが、
足元が滑り易い為、
慎重にゆっくりと降りていった。

岩の合間には可愛らしい高山植物。
オヤマノエンドウ

キバナシャクナゲ

花に目をやった後、
歩いてきた道のりを振り返る。

赤岳展望荘は人が多かったからスルー。
でも可愛らしい鳥(イワヒバリ)を発見して、
neo君としばらく観察。

人を怖がる事を知らないのか、
近寄っても逃げない。
そっと2mぐらいまで近寄って、
静かに観察した^^
歩き出すと、
目の前に横岳、硫黄岳、そして天狗岳が。


このまま横岳まで歩いていってしまいたい気持ちをグッと抑えて、
地蔵尾根から行者小屋へと向かった。

am8:30、無事行者小屋に到着。
休む事無く、すぐに撤収開始。

下山は行者小屋から南沢ルートで美濃戸まで行くことが出来るが、
お昼ご飯を食べに、赤岳鉱泉に寄って北沢で下る事にした。
どんよりお天気だった前日とは打って変わって、
気持ちよく晴れ上がった明るい登山道は、
歩くと初夏の爽やかな風が体を吹き抜けていった。

am10:00、赤岳鉱泉到着。

早速カレーを注文。
neo君と私で一つのカレーを半分こ。
お天気がいいから、ついつい生ビールも♪

マムートのゾウさん印がついたジョッキは子供達に大人気。
お腹もいっぱいになって、のんびり下山。
新緑の美しい沢沿いの道を楽しんだ。

子供達の頭からどうしても離れないのがボルダリング。

退屈な林道歩きも、
木々からの木漏れ日の美しさに、
全員の足取りも軽快。

そしてpm12:20、
車を駐車してある赤岳山荘に到着した。
おわり
八ヶ岳 赤岳(2899m)
前回のお話はこちらから
三角点のある赤岳南峰から細いリッジをたどって約30mで、
赤岳北峰にある赤岳頂上山荘へと到着。

中に入ると、本当に2899m地点であるのかと思うほど、
立派な山小屋だった。
早速記念バッジを購入。
百名山24個目のバッジ^^
時間はまだまだ7時前。
思ったより早くに行動できたから、
山小屋の喫茶を利用して休憩することにした。

「天の窓」と記された食堂からの見晴らしは、
本当に天に登ったかのような絶景が窓から広がっていた。

綺麗に掃除がされている、
ピカピカの床板が本当に心地よくて、
neo君はゴロゴロ(笑)

頼んだコーヒーとココア、
持参したチョコレートクッキーでの早朝のお茶の時間は、
窓からの絶景に、
登頂した喜びも加わって、
楽しい一時となった。

今度は小屋に泊まる目的で、
また訪れたいね、
そんな話を家族でして、
本格的に下山開始。
眼下に見える赤岳展望荘へは、
鎖が設置された、
ザレたジグザグの斜面を下っていくが、
足元が滑り易い為、
慎重にゆっくりと降りていった。

岩の合間には可愛らしい高山植物。
オヤマノエンドウ

キバナシャクナゲ

花に目をやった後、
歩いてきた道のりを振り返る。

赤岳展望荘は人が多かったからスルー。
でも可愛らしい鳥(イワヒバリ)を発見して、
neo君としばらく観察。

人を怖がる事を知らないのか、
近寄っても逃げない。
そっと2mぐらいまで近寄って、
静かに観察した^^
歩き出すと、
目の前に横岳、硫黄岳、そして天狗岳が。


このまま横岳まで歩いていってしまいたい気持ちをグッと抑えて、
地蔵尾根から行者小屋へと向かった。

am8:30、無事行者小屋に到着。
休む事無く、すぐに撤収開始。

下山は行者小屋から南沢ルートで美濃戸まで行くことが出来るが、
お昼ご飯を食べに、赤岳鉱泉に寄って北沢で下る事にした。
どんよりお天気だった前日とは打って変わって、
気持ちよく晴れ上がった明るい登山道は、
歩くと初夏の爽やかな風が体を吹き抜けていった。

am10:00、赤岳鉱泉到着。

早速カレーを注文。
neo君と私で一つのカレーを半分こ。
お天気がいいから、ついつい生ビールも♪

マムートのゾウさん印がついたジョッキは子供達に大人気。
お腹もいっぱいになって、のんびり下山。
新緑の美しい沢沿いの道を楽しんだ。

子供達の頭からどうしても離れないのがボルダリング。

退屈な林道歩きも、
木々からの木漏れ日の美しさに、
全員の足取りも軽快。

そしてpm12:20、
車を駐車してある赤岳山荘に到着した。
おわり
