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2012年07月30日

霧ヶ峰

7月16日






霧ヶ峰(車山1925m)








美ヶ原高原を出発、
ビーナスラインで霧ヶ峰の最高峰「車山」を目指す。




広い霧ヶ峰高原に何度も惑わされながら、
なんとかたどり着いた「展望リフト乗り場」


「車山」へはリフトに乗って上るのを楽しみにしている子供達。

リフト一区間の下山だけでも歩かない?

私の問いかけに猛反発される…


でもそんな私の足も、
実は合戦尾根の降りで悲鳴をあげていた。



そして思い切って全行程分のリフトチケットを買う!!




リフトに乗ること自体初めての子供達はとても楽しそう^^







みんなでキャーキャー言いながら、
2本のリフトで山頂付近に到着。


山頂に設置されている気象レーダーを目指して、
ここからちょっとだけ歩けば山頂へとついてしまう。









そして、あっという間に車山登頂!









4時を過ぎているからか、
人影もまばらな山頂は日差しも和らいで、
とても居心地がよい^^


ちょっと座って持ってきたお茶を飲みながら一休み。


リフトで簡単に山頂までこれた子供達は、
テンション高く、楽しそう。






下山のリフトでも子供達は大喜び。

私はというとサンダルを履いてきてしまった為に、
足をブラブラ出来ない事がすごいストレス。。。



リフトから降りると、
沢山車がとまっていた駐車場はガランとし、
お土産屋にもまばらな人影。



賑やかだった霧ヶ峰の道の駅もすっかり終わりの雰囲気になっている。





梅雨から夏へと変化したこの3連休。




最後に霧ヶ峰の道の駅で、
じゃがバターを美味しそうに頬張る子供達を見て、
昨日の午前中は雨に打たれながら、
急な合戦尾根を歩いていた事が遠い昔のように感じた。


楽しみにしていた縦走の夢は今回叶わなかったけど、
美ヶ原、霧ヶ峰をのんびりと歩いた1日は、
とても素敵な日になった。


いつになるかわからないけど、
表銀座の稜線に立ったとき、
この日の事を思い出すだろう。


そんな日がまた私の一つの楽しみになった。








おわり




  


Posted by akko(ageha) at 19:13Comments(0)霧ヶ峰(車山)7月

2012年07月26日

美ヶ原

7月16日







美ヶ原(2034m)







am9:00 霧ヶ峰キャンプ場を出発。



霧ヶ峰をスルーし、
先に向かったのが「美ヶ原高原」


山本小屋駐車場に車を停め、
「美ヶ原パノラマコース(遊歩道)」を歩いて、
美ヶ原の最高地点のある王ヶ頭まで、
片道約1時間、往復2時間のコースを行く。





子供達が大好き、お土産屋さん。


でも見るだけ(笑)







遊歩道は広く平坦な道のりが続く。

のんびりと馬を見たり、牛を見たり…











時間もなにも気にせず歩いて行く。



王ヶ頭にある「王ヶ頭ホテル」で昼食をテラス席で頂いた。


歩くとお腹が減るんだよね^^
子供達もずいぶん沢山食べるようになってきたな、って思う。

広がる草原を見ながら飲む「生ビール」はやっぱり最高!










お腹がいっぱいになったら、
のんびりと折り返し。






この頃になって天気が回復してきた。








相変わらず風は強かったが、
その風と一緒に雲が流れると同時に、
真夏の青空が急速に広がっていく。


夏を思わせる青空に、
梅雨、明けたかな…
そんな言葉が口から漏れる。






「美しの塔」で鐘をならしてみる。
霧の発生時に鐘を鳴らし登山者を安全に導く目的で建設されたこの塔。
そんな心配のないこの日だったが、
カラン~カラン~と高原に何度も鳴り響く。









八ヶ岳の頭にはまだ雲がかかっていたが、いい眺め。
八ヶ岳にも行きたいな…









次は霧ヶ峰に向けて出発。

朝は霧で覆われていた霧ヶ峰だったけど、
きっとお天気も回復しただろう。



ビーナスラインからの景色を楽しみながら、
霧ヶ峰へと向かった。











つづく


  


Posted by akko(ageha) at 21:52Comments(0)美ヶ原7月

2012年07月24日

霧ヶ峰キャンプ場

7月15日~16日






霧ヶ峰キャンプ場







だいぶ前だが、
美ヶ原、霧ヶ峰に行ってみたいと、
調べた事がある。


確か場所は諏訪ICからだったな…

確かキャンプ場もそばにあったはず…




合戦尾根から無事下山、
向かった先は豊科IC近くの本屋。


本屋で信州のガイドブックを購入、
そのまま隣接されているマックへ、
子供達と約束していた山のご褒美のポテトを食べにいった。


そしてマックで今後の予定をみんなで立てる。

子供達は温泉に行きたいと、
ガイドブックを見て、
諏訪にある温泉の深さが1m10cmあるという、
「片倉館」に行きたいと2人で楽しそうにしている。


キャンプ場の情報が載っていなかったから、
父ちゃんのiPhoneで「霧ヶ峰」で検索をかけたら、
「霧ヶ峰キャンプ場」がヒットした。


早速電話をして予約完了。



キャンプ場へと向かう。




キャンプ場は広々としたフリーサイトのキャンプ場だった。

車ははなれた所に駐車しなければならなかったが、
バックパックの装備しかない我が家には何ら問題はない。

でもチェアもテーブルもランタンもない…


タープだけは車に積んでいたので、
もしもの雨ようにと設営。








すぐ近くに温泉もあったが、
子供達がガイドブックで調べた「片倉館」に行きたいと、
また数十分かけて諏訪湖まで逆戻り…


ナビで到着してビックリ!!
洋風建築の国の重要文化財に指定されている立派なお屋敷のお風呂だった。









「片倉館」の目の前には諏訪湖が広がっていた。

いつも高速から眺めてはいたが、
間じかに見たのは初めてだ。



お風呂から出ると、子供達が湖へと走り出す。








そんなにゆっくりする時間はなかったけれど、
夕方の暑さが一段落したそよ風がお風呂上りに気持ちよくて、
私もベンチに腰掛ける事にした。





力が抜けていくのがわかる。

のんびりとした雰囲気が漂う、
夕方の湖畔の散歩道。

子供達の遊びが一段落してから、
コンビニに寄り、
キャンプ場へと戻る。



キャンプ場に着くころには夜になってしまった。



ラーメンとコンビニのお惣菜をオールウェザーブランケットの上に並べて、
ビールで乾杯^^







クレイジークリークぐらい車に載せておけばよかったね…(笑)






周りのテントの子供達が寝る準備を始める頃、
我が家も1日を終えた。










つづく


  


Posted by akko(ageha) at 08:28Comments(0)霧ヶ峰キャンプ場7月

2012年07月21日

燕岳②

7月14日~15日







燕岳

(燕岳①はこちら







子供達はテント内でお留守番するというので、
父ちゃんと2人で燕岳の頂を目指した。


片道約30分、往復約1時間の道のり。



テン場は風がほとんどなく静かだが、
小屋前は相変わらずのものすごい強風だ。



その風に父ちゃんもよろめく(笑)









そして私もよろめく(笑)








空模様は雲一面だが、
時折青空が顔をだしてくれた。

雲の色も形状も多種多様、
青空に山がやっぱり一番だろうが、
こんな雲景色の山もまた見ていて飽きない。

そして左手には北アルプス裏銀座の山々。








頂上へと続く登山道は、
周りの景色を楽しみながら、
足元の高山植物を発見しながら、
気持ちはすっかり散策気分。

こんな気持ちで頂上を目指すのは初めてかもしれない。



ずっとその姿に出会うのを楽しみにしていた高山植物の女王…


「コマクサ」






砂礫地に命を宿す、
この不思議な花に、
多くの人が魅入ってしまう理由が、
わかるような気がする。



下方には「コマクサ」を見ながら、
顔を上げれば、花崗岩の不思議な形の岩。








そんな燕岳を大好きになっていまうのに時間はかからなかった。








気づけば山頂はすぐそこ。
















「燕岳 2763m」



無事登頂できた^^



燕岳から見る「燕山荘」とそのテン場のカラフルなテントの彩りが美しい。







そうだ、「山男」にご挨拶を忘れていた!







「初めまして、こんにちは^^」



優しげなその面立ちに気持ちが安らぐ。






父ちゃんと一緒に燕山荘に水と酒類を買いに出かけ、
後はアラックに家族全員集合し夕食を兼ねてのんびりと過ごす。







アラックに4人入ったのは初めてだか、
それほど窮屈感はなかった。

前後に同じサイズの前室があるおかげかもしれない。


フリーズドライのパスタに、
フリーズドライの野菜スープ…

簡単な食事ではあったが、
それでも楽しい時間となったのは、
山のテン場ならではなのだと思う。



明日の天気はどうかな…

ご来光を想像しながら、

ヘッデンのスイッチをOFFにした。









2日目







人声で目を覚ます。

まだアラームはならない。

きっとam3:30ぐらいだろう。


残念なことに、
テントを叩きつける雨音がする。


しばらくシュラフに入りながら、
この日の行程を考える。


進むか下山か…



いつまでも悩んでいてもしょうがない。

気付けば、どんどん身支度を始めていた。




朝食を簡単にとり、
テント内はすべてパッキングし終わってから、
子供達をつれて天気予報を確認しに小屋へと向かった。

麓の天気予報だか、
モニターには曇りor晴れの表示。


だが相変わらず稜線上はものすごい風雨だ。



喫茶室がOPENしているのを確認してから、
フロントルームに、
パッキングの間、子供達をここに居させてもらえるかを、
小屋番の方に了承を得、
1人急いでテン場に戻り、
父ちゃんと共にテントを撤収、
パッキングを終え、
家族で喫茶室に集合。








トイレから帰ってくると2人してメニューを楽しそうに見ている姿に…







朝からケーキセットを注文してしまった。



あいかわらず外は風と雨の嵐だ。


次の小屋「大天荘」までコースタイムで3時間。

そのルートにエスケープできる道はない。

残念だけど、やっぱり下山の選択しかなかった。





合戦小屋で今度はパインを食べ、

一気に下山。








たまに日差しが降り注ぐ事もあったが、
下山まで雨は降り続けた。




せっかく北アルプスまで来たのに、
このまま帰宅するなんてもったいない!



私の頭の中には次の目的地として、



「美ヶ原、霧ヶ峰」



が巡っていた。











つづく

  


Posted by akko(ageha) at 22:20Comments(0)燕岳7月

2012年07月20日

燕岳①

燕岳(合戦尾根~燕山荘)








7月14日










中房温泉から出発、
北アルプス表銀座縦走、
槍ヶ岳に向かわず常念岳へ。
去年からずっと楽しみにしていたこのルートを2泊3日で計画、
この日を迎えた。








天気予報は数日前からおもわしくない…

とりあえず登山口のある中房温泉まで行き、
朝の天気の状態で中止か決行かを決める事にした。



朝、登山口の駐車場でAM3:30に目覚ましのアラーム。

ゴォーという轟音に嵐かと思いきや、
それは近くを流れる川の音で、
外を見れば、
雨は小雨、
そして駐車場は車中泊の車でいっぱいだった。

つぎつぎに車が駐車場内と入ってくるが、
満車で引き返す車が後をたたない。


もしかしたら明後日の天気次第では、
縦走は出来ないかもしれないし、
一泊で下山になる可能性もあるが、
燕岳のある「燕山荘」まで行ってみる事にした。


登山口にはたくさんのハイカー。








子供達は体調もよく、
2人ともとてもお落ち着いている。


燕岳へは、
北アルプス3大急登の一つ、
「合戦尾根」を歩いて行く。



合戦尾根は、第1ベンチ、第2ベンチ、第3ベンチ、富士見ベンチ、合戦小屋、
と30分から40分おきに休憩ポイントとなるベンチがあるから、
子供達のよい励みになるだろう。


そして富士見ベンチまでは急登にもかかわらず、
我が家には珍しく、ほぼコースタイムで歩く事が出来た。


でもさすがに富士見ベンチに着くと子供達にも疲れの色がみえてくる。







ここで父ちゃんと話し合い、
テン場の確保の為、父ちゃんが1人先に燕山荘に向かう事になった。

父ちゃんを先に見送ってから3人で出発。




富士見ベンチの次は合戦小屋。








子供達の楽しみの一つ、「スイカ」が食べれる場所^^


父ちゃんには申し訳ないが3人で頂く。
(父ちゃん、スイカ嫌いだしね、と思いながら…)








雨だから屋根のある場所にハイカーが密集する為、
ゆっくりする事なく、食べたらすぐに出発。



想像はしていたが案の定、休憩の要求が多くなりだした。







それでも途中、雪で遊んだり、花の写真を撮ったりしながら、
ゆっくりペースでも前へ進んでいくと、
子供達が頭上に燕山荘を発見、
そして前方に父ちゃんの姿を見つけた時は、
子供達も駆け出した!







父ちゃんにテン場は!?
と聞くと、足元の雪上を指差し、

「ココがテン場」



まさかのテン場はまだ雪だった…
念入りに小屋のHPもチェックしていたが、
雪の情報はなかった。



地面の場所はテン場の約1割ほどだろうか…
そこはもうテントで埋め尽くされていた。

雪の上はまだガランとしているけど、
きっとそれも時間の問題だろう。


早急になるべくいい場所を父ちゃんと探す。


隅にかろうじて1張り分の地面が露出している場所があった。
なんとかヤヌーとアラックを押し込んだが、
アラックの半分に雪がかかってしまう。

ここから雪かきの作業がはじまる。
こんな時、なぜか子供達は協力的だ。

小屋からかりてきたスコップで雪をかき出す事30分。
なんとかアラックのスペースができた。






そしてスコップは後から来た人へと順番に手渡されていく。

お姉ちゃんはアラックの前に盛り上がった雪に階段を作ると一生懸命。
雨が降った時用にと持ってきていた、
雪用グローブがこんな所で役にたった^^



設営も一段落してから、
みんなで燕山荘へと向かう。








正面玄関前はすごい強風だった。
そこから燕岳が見える。








売店には可愛らしいキーホルダーが並び、
子供達はお友達にお土産をを買うんだ、
としばらく物色。








きっと選んでいるこの時間がとても楽しいんだろう。


お土産と山バッジを購入してから、
喫茶室へと向かった。

ストーブのついた喫茶室はとても暖かくて心地よい。







窓際の席につき、
それぞれ好きな物を注文してみんなで乾杯をした^^






がんばって歩いてきたからこそ、
味わう事の出来る、
ゆっくりと流れるこの時間。



「来てよかった」




家族とお喋りをしながら、
素直にそう思った。















つづく

  


Posted by akko(ageha) at 09:19Comments(0)燕岳7月

2012年07月09日

八ヶ岳 東天狗

八ヶ岳





6月30~7月1日










梅雨真っ只中…


八ヶ岳のオーレン小屋でテン泊、
天狗岳、そして硫黄岳への山歩きを、
茶々さんファミリーと計画した。

この日、茶々さん家はファミリーでは初のテン泊になる。


思い出せばちょうど1年前、
我が家もHIKER'Sと一緒に、
この場所でテン泊デビューをした。

目を閉じれば、
いくらでもあの時の感動がよみがえってくる。

硫黄岳の2700mに吹き付ける風、
ケルンの並ぶ横岳までの稜線、
テン場でのひと時、

すべてが初めての出来事で、
すべてに感動し、
一瞬にして山の虜になった。





心配していた天気、
初日は青空!








八ヶ岳の森は去年同様とても美しい姿をみせてくれる。


コケは青々とヒカリ、
自然が織り成す造形美に思わず足が止まる。






緑の中に赤く輝くこの植物はなにかな?




山の花のお花畑にも出会え、
茶々奥さんとしばらく眺めて楽しんだ。


しろはなへびいちご




前方から「着いたよ~」
と掛け声があって、
無事、宿泊地の「オーレン小屋」に到着!


受付を済ませテン場へ。

設営をすませ、
再度身支度をし、
目指すは「天狗岳」へ。








往路はオーレン小屋から箕冠山へと続く樹林帯のルートで。


退屈しがちな樹林帯だが、
山の花たちがそんな気分をやわらげてくれるかのように、
優しく花を咲かせている。


こいわかがみ





みつばおうれん





子供達との会話は、
千葉の学校と静岡の学校の流行っている物話や、
アニメの話、
替え歌まで飛び出して、
とてもおもしろい^^








そして展望のないまま「箕冠山」登頂。







そしてここから一気に眺望が開けた!






箕冠山から一度下って、そして上って、
「根石岳 2603m」山頂。






根石岳からneo君の指さす方に、この日の目的地「東天狗」









白砂新道分岐で出会ったのが、
カナダ人女性と、
アメリカ人男性の日本大好きカップルさん^^


一緒に地図でルート確認、
子供達とも英語を交えて話しをさせてもらい、
そしてお互いに進む道へと歩みを再開。





私もいつか地図を片手に、
八ヶ岳のあちこちを旅してみたいな…
そんな一つの楽しみ方を
笑顔が素敵な異国のカップルさんから学んだ気がする。



森林限界をこえた岩の隙間には、
色鮮やかな山の花。


いわべんけい




つがざくら



東天狗岳山頂手前にあるのが、
斜面にかかった緑色の橋。









これを渡れば東天狗岳山頂に到着!



ここでお昼ごはん。






しばらくのんびりと山の頂を楽しんでいたら、

「槍が見えるぞ!」

の声に、
北アルプス方面を見ると、



雲の合間から、
ポッカリと槍ヶ岳だけが顔を覗かせていた^^

しばらくすると穂高連峰も姿も表し、
一瞬山頂が賑やかにざわめいた。








復路は箕冠山から夏沢峠を経由してオーレン小屋のコースで。


目の前に迫力ある爆裂火口を望みながらの下山。







翌日の硫黄岳への楽しみが膨らんでくる。






オーレン小屋のテラスは沢山のハイカーで賑わっていた。
今日の行程はみんな終了しているんだろう、
卓上には沢山のビールに、
楽しげな話し声、
そんなテン場の和やかで、
そして活気あるこの時間帯が私は大好き。




茶々さんファミリーもテント2張り。
2張りでも家族で過ごしやすい工夫がいっぱい!










最後の大仕事が待っていた…それは、

ネオエアーの空気入れ(笑)


それさえ終われば、
バーナーと食材を取り出し、
ビールの栓をあけるだけ^^










子供達も1日の山行を終えた開放感は大人と一緒なんだろう。

みんなとてもいい笑顔をしている^^



持ってきた赤ワインを飲み干し、
お日様が沈むのと同時にテントの中へ。



「明日は雨が降りませんように…」


そんな願いは真夜中のポツポツというテントを叩く音にかき消され、
雨降りのまま朝を迎えた。



予定している硫黄岳は無理かな…

テントのファスナーを開け、
湯を沸かしながら、
シトシトと降り続くテン場の雨景色を見ながら考える。


いつものようにアルファ米にお湯を注ぎ、
コーヒーを入れ、
のんびりとした朝の時間。

私のテントの前をパッキングを終えたハイカー達が、
次々と通り過ぎるのを静かに見送りながら、
ゆっくりと片付け。

雨は相変わらず降り続けていたが、
そんな中、茶々さんがヒル10ULを張ってくれた。

おかげで最後のパッキングもゆとりを持ってでき、
子供達もとても落ち着いて過ごす事が出来た^^






さぁ雨の中、出発!



夏沢鉱泉まで一気に下山、
ここでちょっとクールダウン。


子供達は本当に遊びの天才!

何をしているのかと思ったら…







屋根から落ちてくる大粒の雫をわざわざ頭に当てて遊んでる(笑)






夏沢鉱泉までくれば残り僅か。



子供達の足取りも軽快だ。






H君が歩きながら、



「キャンプたのしかったね、お山もたのしかったね、またお山にきたいな~」



ってニコニコと話してくれた。




私は知ってるよ。


H君が歯をくいしばりながら、
お父さんとお母さんに励まされながらがんばって歩いていた事を。


だから余計にこの言葉は嬉しかった。





そしてみんな笑顔で無事ゴール!




2日目は雨になってしまったけれど、
この充実感はなんだろう…



2日間たくさん笑って本当に楽しかった!




茶々さん、茶々奥さん、そして子供達、
2日間ありがとうございました^^


また山に行きましょう♪









  


Posted by akko(ageha) at 08:21Comments(0)東天狗岳6月