2014年07月22日
南アルプス 北岳~間ノ岳
7月19日~21日
北岳(3193m)~間ノ岳(3189m)
7月の3連休で南アルプスの北岳、そして間ノ岳へと登ってきました。
3日間のうち2日間が雨予報の中、
いい方に予報が外れ、
最高の山歩きが出来ました。
北岳の固有種であり、絶滅危惧種の「キタダケソウ」に出会うことができ、

天空のお花畑に囲まれての、

3000m峰をつなぐ稜線歩き。

標高3000mにある北岳肩ノ小屋での2泊3日のテント泊、

そして雲海から出ずるご来光は、とても神秘的な美しさでした。

ボチボチになるとは思いますが、またレポにまとめていきたいと思います^^
つづく
北岳(3193m)~間ノ岳(3189m)
7月の3連休で南アルプスの北岳、そして間ノ岳へと登ってきました。
3日間のうち2日間が雨予報の中、
いい方に予報が外れ、
最高の山歩きが出来ました。
北岳の固有種であり、絶滅危惧種の「キタダケソウ」に出会うことができ、

天空のお花畑に囲まれての、

3000m峰をつなぐ稜線歩き。

標高3000mにある北岳肩ノ小屋での2泊3日のテント泊、

そして雲海から出ずるご来光は、とても神秘的な美しさでした。

ボチボチになるとは思いますが、またレポにまとめていきたいと思います^^
つづく

2014年07月28日
北岳 肩ノ小屋へ 1日目
7月19日~21日
北岳(3193m)~間ノ岳(3189m)
3年前に行った甲斐駒ケ岳、仙丈ヶ岳以来の久々の南アルプス。
たまたまテレビで見かけた北岳のテン場に魅了され、
今年の3連休の予定は南アルプスにある北岳に決まった。
北岳の隣に鎮座するのが「間ノ岳」。
日本百名山でもある標高日本第2位の「北岳」、
そして同じく日本百名山で標高第4位の「間ノ岳」、
どちらも3000mを越す、
その2山の高峰をつなぐ稜線歩きも行程に組み込み、
3連休を迎えた。
南アルプスはマイカー規制がされているため、
北岳の登山口である「広河原」までは、
路線バスまたはタクシーでの入山になる。
予定していた「芦安」からのルートは、
落石の為運休となってしまったから、
「奈良田」からのバス利用となった。
駐車場が混み合うことを予想して前日入りして車中泊。
5時半の始発に乗るために、
4時45分には乗車の列にならんだ。
運賃は利用者協力金100円を含む大人1人片道1130円。
子供は半額。
始発のバスは増便され、
10数台で出発した。
無事「広河原」に到着。
立派なインフォメーションセンター内のトイレは大行列。
ほぼ最後尾にならんだ我が家は、
結局は随分のんびりとした出発となってしまった。
am7:00
北岳肩ノ小屋までのコースタイムは6時間40分、
標高差1471mの1日目の山登りを気合を入れてスタート!

と張り切ったところに、
しょっぱなから私の大嫌いな吊り橋。
しっかりした作りで足元が透ける、という事もないが揺れるし高い…
気を失いそうになるぐらい長い吊り橋だった…(涙)

しばらく歩くと、「白根御池分岐」に到着。
我が家は「白根御池小屋」を経由して「草すべり」で「小太郎尾根分岐」へろ出るコースを選択。

約2時間半で、無事に「白根御池小屋」に到着。
ここでの子供達のお楽しみは「ソフトクリーム」。

ベンチに腰掛け、大休憩。
でもしばらくすると雨が降り出した。
軒下に移動して、
子供達にレインウェアを着せ出発。
出発早々、急登の「草すべり」。
標高2位の北岳の登りを実感。
雨は降り続けていたが、
標高が上がるにつれ、
様々な高山植物が目を楽しませてくれた。
ミヤマハナシノブ

シナノキンバイ

タカネグンナイフウロ

ウサギギク

コイワカガミ

小太郎尾根分岐を過ぎるとミヤマキンバイのお花畑が登山道両側に広がった。

行き交うハイカーさんの顔もほころび、
足をとめて写真撮影に楽しそうな姿があちこちで見られた。
森林限界に出る頃には雨も上がり、
雨雲の隙間から青空も顔を出し始める。


高山の岩礫地によく分布しているアオノツガザクラ。
スズランの様な花が可愛らしい。

イワウメ

タカネヤハズハハコ


そして無事、北岳肩ノ小屋にpm13:10到着。

休憩込みで6時間10分でついたのは、
子供達の頑張りがあってこそ。
お疲れ様^^
先に到着してテン場を確保してくれているであろう父ちゃんを探す。
富士山、鳳凰三山が望めるテン場の一番先端のサイトに父ちゃん発見!
受付は父ちゃんが済ませてくれていたから、(テン場代1人600円×4人×2日間)
早速設営。
設営後は楽しみにしていた小屋で販売している赤ワインをフルボトルで購入♪

設営後、また雨が降り出したから、
テント内でウインナーやチーズを食べながら、
家族でワイワイ^^
でも寝不足と疲労に標高3000mという立地も加わったかな…
お腹が満足すると、急激に睡魔に襲われて、あっという間にお昼寝。
翌日は北岳の登り、そして間ノ岳までの縦走の予定。
でもお天気次第では北岳だけになるかもしれないし、
テン場で停滞となるかもしれない。
いろんなプランが私の頭をよぎる。
それでも間ノ岳まで行けることに望みをかけ、
目覚ましをam3:30にセットした。
つづく
北岳(3193m)~間ノ岳(3189m)
3年前に行った甲斐駒ケ岳、仙丈ヶ岳以来の久々の南アルプス。
たまたまテレビで見かけた北岳のテン場に魅了され、
今年の3連休の予定は南アルプスにある北岳に決まった。
北岳の隣に鎮座するのが「間ノ岳」。
日本百名山でもある標高日本第2位の「北岳」、
そして同じく日本百名山で標高第4位の「間ノ岳」、
どちらも3000mを越す、
その2山の高峰をつなぐ稜線歩きも行程に組み込み、
3連休を迎えた。
南アルプスはマイカー規制がされているため、
北岳の登山口である「広河原」までは、
路線バスまたはタクシーでの入山になる。
予定していた「芦安」からのルートは、
落石の為運休となってしまったから、
「奈良田」からのバス利用となった。
駐車場が混み合うことを予想して前日入りして車中泊。
5時半の始発に乗るために、
4時45分には乗車の列にならんだ。
運賃は利用者協力金100円を含む大人1人片道1130円。
子供は半額。
始発のバスは増便され、
10数台で出発した。
無事「広河原」に到着。
立派なインフォメーションセンター内のトイレは大行列。
ほぼ最後尾にならんだ我が家は、
結局は随分のんびりとした出発となってしまった。
am7:00
北岳肩ノ小屋までのコースタイムは6時間40分、
標高差1471mの1日目の山登りを気合を入れてスタート!

と張り切ったところに、
しょっぱなから私の大嫌いな吊り橋。
しっかりした作りで足元が透ける、という事もないが揺れるし高い…
気を失いそうになるぐらい長い吊り橋だった…(涙)

しばらく歩くと、「白根御池分岐」に到着。
我が家は「白根御池小屋」を経由して「草すべり」で「小太郎尾根分岐」へろ出るコースを選択。

約2時間半で、無事に「白根御池小屋」に到着。
ここでの子供達のお楽しみは「ソフトクリーム」。

ベンチに腰掛け、大休憩。
でもしばらくすると雨が降り出した。
軒下に移動して、
子供達にレインウェアを着せ出発。
出発早々、急登の「草すべり」。
標高2位の北岳の登りを実感。
雨は降り続けていたが、
標高が上がるにつれ、
様々な高山植物が目を楽しませてくれた。
ミヤマハナシノブ

シナノキンバイ

タカネグンナイフウロ

ウサギギク

コイワカガミ

小太郎尾根分岐を過ぎるとミヤマキンバイのお花畑が登山道両側に広がった。

行き交うハイカーさんの顔もほころび、
足をとめて写真撮影に楽しそうな姿があちこちで見られた。
森林限界に出る頃には雨も上がり、
雨雲の隙間から青空も顔を出し始める。


高山の岩礫地によく分布しているアオノツガザクラ。
スズランの様な花が可愛らしい。

イワウメ

タカネヤハズハハコ


そして無事、北岳肩ノ小屋にpm13:10到着。

休憩込みで6時間10分でついたのは、
子供達の頑張りがあってこそ。
お疲れ様^^
先に到着してテン場を確保してくれているであろう父ちゃんを探す。
富士山、鳳凰三山が望めるテン場の一番先端のサイトに父ちゃん発見!
受付は父ちゃんが済ませてくれていたから、(テン場代1人600円×4人×2日間)
早速設営。
設営後は楽しみにしていた小屋で販売している赤ワインをフルボトルで購入♪

設営後、また雨が降り出したから、
テント内でウインナーやチーズを食べながら、
家族でワイワイ^^
でも寝不足と疲労に標高3000mという立地も加わったかな…
お腹が満足すると、急激に睡魔に襲われて、あっという間にお昼寝。
翌日は北岳の登り、そして間ノ岳までの縦走の予定。
でもお天気次第では北岳だけになるかもしれないし、
テン場で停滞となるかもしれない。
いろんなプランが私の頭をよぎる。
それでも間ノ岳まで行けることに望みをかけ、
目覚ましをam3:30にセットした。
つづく

2014年07月31日
北岳~間ノ岳 2日目
7月19日~21日
北岳(3193m)~間ノ岳(3189m)
北岳 肩ノ小屋へ 1日目はこちらから
目覚ましで目を覚ますも、
あまりよく眠れなかったため、前日に続き寝不足気味。
そんな感じだからシュラフの中でしばらくうだうだ。。。
雨音はしない。
がんばって起き上がり、テントから空模様を確認すると、
晴れてる!?
今にも降り出しそうなドンヨリ曇り空だろうと、
勝手に思っていたから、
これにはビックリ!
自分の身支度をして、
天気予報の確認をしてこようと、
トイレと水汲みを兼ねて小屋へと向かった。
鳳凰三山のオベリスクもクッキリ!

小屋番さんに天気予報を伺うと、
曇りときどき晴れ、3時から雨マーク、
とのこと。
大急ぎでテントに戻って、
朝食(雑炊)の準備。
みんなを起こして、ご飯を食べさせ、
肩ノ小屋へ。
朝日が差し込む中での記念撮影。

小屋のバックには北岳。

そしてam6:00、北岳に向けて出発。

ハクサンイチゲ

振り返ると小さくなった肩ノ小屋にテン場が。
奥に見えるのは甲斐駒ケ岳かな!?

頂上まであとちょっと…

そしてam6:40、北岳(3193m)登頂!

そして写真を撮ってくれたおじさんが、夫婦で撮らなきゃって…

父ちゃんと2人で写真撮るなんて結婚式以来かも(笑)
記念撮影後は特に休憩を取ることもなく、間ノ岳に向けて出発。

岩場には鎖も設置されているけど、
それほど危険箇所もなく、

丸太で整備された場所を通る頃には、
前方に 赤い屋根の北岳山荘が見え始めた。

そして目指すは目の前の一番大きな山、間ノ岳。

am7:40、北岳山荘に到着。
ここでしばらく休憩。

北岳山荘からは中白根山(3055m)への上り道。
後ろを振り返れば北岳…
と、ヨロヨロ歩きのお姉ちゃん(笑)

肩ノ小屋から間ノ岳のピストンということは、
もう一度北岳に登らないとということ。
お姉ちゃんはそんな事を思うだけでトホホになってしまうのだそう。
巻道もないし、こればっかりはしょうがない…
お姉ちゃんのブツブツを聞きながら、
目では高山植物を楽しむ。

am8:30、中白根山に登頂!

ここからは緩やかなアップダウンを繰り返しながら、

キバナシャクナゲ

稜線歩きを楽しんだ。

そしてam9:30、間ノ岳(3189m)登頂!

残念ながらガスで視界は真っ白。
ただただ広い山頂といった印象しか残らず…
ここで持ってきたマジックパスタで簡単に食事休憩。
そうして歩いてきた道、そのままの復路へ。

歩いてきた道のりだけど、
往路と復路では、まったく別のルートのように感じるから不思議。

北岳山荘が見える頃、とうとう雨が降り出した。

北岳山荘に到着する頃には、
雨足も強まり、
雨の中、北岳に登らなきゃかなと思ったら…
青空が広がりはじめた。

イワヒバリが目の前で遊び始め、

足元には多種多様の高山植物のお花畑。

ミヤマオダマキ

ミヤマシオガマ

イワベンケイ

タカネツメグサ

ミヤマキンバイ

北岳山荘からの北岳の頂上は遠い…

お姉ちゃんは父ちゃんに励ましてもらいながら…

pm13:20、2度目の北岳登頂!
2度目だし、、
ガスに覆われた小雨降る中での登頂ということもあってか、
みんなにとって、ここはただの通過点でしかなく、テンションは低…

ほとんど休憩も取らず、テン場に向けて下山開始!
そしてpm14:00、肩ノ小屋テン場到着。
テント内でカップヌードルのリフィルで食事。
その後、キタダケソウが咲いているという情報を父ちゃんが聞きつけ、
キタダケソウの見学会^^

一旦止んでいた雨が強く降り出すと、
私のマブタも重くなってきて、
もう限界…
昼寝をして夜に寝れなくなるのが嫌だったけど、
睡魔に勝てなかった(涙)
元気な子供達に30分したら起こしてとお願いして、zzz。
もちろん父ちゃんも、zzz。
お昼寝後は雨も上がったから、
みんなでテントの外へ。
pm5:30を過ぎていたが、
小屋でお汁粉を作ってもらえるということで、
みんなでお茶の時間♪
私はココア。

こんな時間なのに食事も用意してくれるような事をいっていた。
お汁粉を美味しい、美味しいと言って嬉しそうに頬張るneo君^^
熱いココアもすごく美味しかった!
流れゆく雲を眺めながら、標高3000mの山での時間を楽しむ。
まだまだここでみんなでお喋りがしたかったけど、
残念ながらまた雨がポツポツ。
みんなで歯磨き、
トイレをすまし、
テントに戻って就寝。
すっかり目が覚めた私はやっぱり眠れず。
でも目を閉じると、楽しく充実した今日の1日が脳裏に浮かぶ。
明日はご来光、見れるかな。
下山だけの翌日も早起きになりそうだ。
つづく
北岳(3193m)~間ノ岳(3189m)
北岳 肩ノ小屋へ 1日目はこちらから
目覚ましで目を覚ますも、
あまりよく眠れなかったため、前日に続き寝不足気味。
そんな感じだからシュラフの中でしばらくうだうだ。。。
雨音はしない。
がんばって起き上がり、テントから空模様を確認すると、
晴れてる!?
今にも降り出しそうなドンヨリ曇り空だろうと、
勝手に思っていたから、
これにはビックリ!
自分の身支度をして、
天気予報の確認をしてこようと、
トイレと水汲みを兼ねて小屋へと向かった。
鳳凰三山のオベリスクもクッキリ!

小屋番さんに天気予報を伺うと、
曇りときどき晴れ、3時から雨マーク、
とのこと。
大急ぎでテントに戻って、
朝食(雑炊)の準備。
みんなを起こして、ご飯を食べさせ、
肩ノ小屋へ。
朝日が差し込む中での記念撮影。

小屋のバックには北岳。

そしてam6:00、北岳に向けて出発。

ハクサンイチゲ

振り返ると小さくなった肩ノ小屋にテン場が。
奥に見えるのは甲斐駒ケ岳かな!?

頂上まであとちょっと…

そしてam6:40、北岳(3193m)登頂!

そして写真を撮ってくれたおじさんが、夫婦で撮らなきゃって…

父ちゃんと2人で写真撮るなんて結婚式以来かも(笑)
記念撮影後は特に休憩を取ることもなく、間ノ岳に向けて出発。

岩場には鎖も設置されているけど、
それほど危険箇所もなく、

丸太で整備された場所を通る頃には、
前方に 赤い屋根の北岳山荘が見え始めた。

そして目指すは目の前の一番大きな山、間ノ岳。

am7:40、北岳山荘に到着。
ここでしばらく休憩。

北岳山荘からは中白根山(3055m)への上り道。
後ろを振り返れば北岳…
と、ヨロヨロ歩きのお姉ちゃん(笑)

肩ノ小屋から間ノ岳のピストンということは、
もう一度北岳に登らないとということ。
お姉ちゃんはそんな事を思うだけでトホホになってしまうのだそう。
巻道もないし、こればっかりはしょうがない…
お姉ちゃんのブツブツを聞きながら、
目では高山植物を楽しむ。

am8:30、中白根山に登頂!

ここからは緩やかなアップダウンを繰り返しながら、

キバナシャクナゲ

稜線歩きを楽しんだ。

そしてam9:30、間ノ岳(3189m)登頂!

残念ながらガスで視界は真っ白。
ただただ広い山頂といった印象しか残らず…
ここで持ってきたマジックパスタで簡単に食事休憩。
そうして歩いてきた道、そのままの復路へ。

歩いてきた道のりだけど、
往路と復路では、まったく別のルートのように感じるから不思議。

北岳山荘が見える頃、とうとう雨が降り出した。

北岳山荘に到着する頃には、
雨足も強まり、
雨の中、北岳に登らなきゃかなと思ったら…
青空が広がりはじめた。

イワヒバリが目の前で遊び始め、

足元には多種多様の高山植物のお花畑。

ミヤマオダマキ

ミヤマシオガマ

イワベンケイ

タカネツメグサ

ミヤマキンバイ

北岳山荘からの北岳の頂上は遠い…

お姉ちゃんは父ちゃんに励ましてもらいながら…

pm13:20、2度目の北岳登頂!
2度目だし、、
ガスに覆われた小雨降る中での登頂ということもあってか、
みんなにとって、ここはただの通過点でしかなく、テンションは低…

ほとんど休憩も取らず、テン場に向けて下山開始!
そしてpm14:00、肩ノ小屋テン場到着。
テント内でカップヌードルのリフィルで食事。
その後、キタダケソウが咲いているという情報を父ちゃんが聞きつけ、
キタダケソウの見学会^^

一旦止んでいた雨が強く降り出すと、
私のマブタも重くなってきて、
もう限界…
昼寝をして夜に寝れなくなるのが嫌だったけど、
睡魔に勝てなかった(涙)
元気な子供達に30分したら起こしてとお願いして、zzz。
もちろん父ちゃんも、zzz。
お昼寝後は雨も上がったから、
みんなでテントの外へ。
pm5:30を過ぎていたが、
小屋でお汁粉を作ってもらえるということで、
みんなでお茶の時間♪
私はココア。

こんな時間なのに食事も用意してくれるような事をいっていた。
お汁粉を美味しい、美味しいと言って嬉しそうに頬張るneo君^^
熱いココアもすごく美味しかった!
流れゆく雲を眺めながら、標高3000mの山での時間を楽しむ。
まだまだここでみんなでお喋りがしたかったけど、
残念ながらまた雨がポツポツ。
みんなで歯磨き、
トイレをすまし、
テントに戻って就寝。
すっかり目が覚めた私はやっぱり眠れず。
でも目を閉じると、楽しく充実した今日の1日が脳裏に浮かぶ。
明日はご来光、見れるかな。
下山だけの翌日も早起きになりそうだ。
つづく

2014年08月07日
雲海とご来光
7月19日~21日
北岳(3193m)~間ノ岳(3189m)
北岳~間ノ岳 2日目はこちらから
am4:00
テントの外は青白く光る雲海が広がり、
一筋に伸びるオレンジの光が、
静かにその時を待っている蒼い空との狭間に、
1日の始まりを記し出していた。

完全に寝坊。
暗闇から移りゆくこの景色を見たかった…

後ろを振り向けば多くの人たち。

父ちゃんと私は、
テントの横に座って、
じっと目の前の光景を見つめた。

そしてam4:40頃、太陽が姿を現した。


一旦雲に隠れてしまった太陽だったけど、

am4:49、
太陽は雲を抜け、
一斉にその光を輝かせ始めた。


鳳凰三山が赤く染まる。

全身で陽の光を感じる瞬間。

太陽に照らされるテン場がまた美しかった。

我が家のサイトとは逆側、
仙丈ヶ岳、甲斐駒ケ岳方面は雲で覆われていたが、
甲斐駒ケ岳の山頂は雲の上だった。

子供達もテントから顔を出し、ご来光は見れたもよう。
ヨカッタ^^
すっかり朝を迎え明るくなったテン場は、
撤収作業をする人でザワザワとし始める。
我が家も荷物をまとめてから、
ゆっくりと朝食をとることにした。
太陽が雲に隠れると寒くて、
太陽が顔を出すと暑い…(笑)
太陽に翻弄されながら、
最終日の朝食はフレンチトースト。

下山だけのこの日、
時間を気にせず、
目一杯、この場所を満喫しようと、
雲海や北岳を眺めながら、
のんびりと朝食の時間を楽しんだ。
食後は急速に雲があがってきて、
小屋を出発するころには、
初日のようなガスガスの状態に…

neo君は飲み終わった缶つぶしが楽しくて、
ゴミ箱から拾って、何個もつぶす。

ちょっとお手伝いをした気分で下山開始。

早朝のご来光が夢だったのかな、と思わせるようなグレーの世界。

晴れてれば素晴らしい眺望だろうな、と思いながら足を進める。
お花畑を通り、


急坂の樹林帯に入ると、
雨が降り出した。
濡れた岩場はすべり、
慎重に下る為、
足腰の負担は大きかったけど、
無事滑ることなく白根御池小屋に到着。

相変わらず大賑わいの白根御池小屋。

すっかり宴会ムードのグループも^^
ここで小腹が空いた我が家全員。
4人でカレー2皿を注文して、
エネルギーチャージ。
雨の降る中に出発したが、
時期に雨は止み、
木々の隙間から青空が見え始めた。
往路では寝不足と歩き始めということもあって、
ただただ距離を進めることで頭がいっぱいだったんだろう。
森の美しさに始めて出会ったような感覚を覚えた。
そして登山口となる吊り橋にam11:10到着。

相変わらずのへっぴり腰で吊り橋を渡り、
無事、広河原に到着!
お疲れ様でした^^
バスが出てしまったばかりの広河原は人影少なく静か。
バス停に一番に並び、
(ザックを置いておくことで順番待ちとする方法が登山口バス停ならでは)
後は広河原周辺でのんびりとした時間を過ごしながら、
3日間の山で過ごした時間を振り返った。
おわり
北岳(3193m)~間ノ岳(3189m)
北岳~間ノ岳 2日目はこちらから
am4:00
テントの外は青白く光る雲海が広がり、
一筋に伸びるオレンジの光が、
静かにその時を待っている蒼い空との狭間に、
1日の始まりを記し出していた。

完全に寝坊。
暗闇から移りゆくこの景色を見たかった…

後ろを振り向けば多くの人たち。

父ちゃんと私は、
テントの横に座って、
じっと目の前の光景を見つめた。

そしてam4:40頃、太陽が姿を現した。


一旦雲に隠れてしまった太陽だったけど、

am4:49、
太陽は雲を抜け、
一斉にその光を輝かせ始めた。


鳳凰三山が赤く染まる。

全身で陽の光を感じる瞬間。

太陽に照らされるテン場がまた美しかった。

我が家のサイトとは逆側、
仙丈ヶ岳、甲斐駒ケ岳方面は雲で覆われていたが、
甲斐駒ケ岳の山頂は雲の上だった。

子供達もテントから顔を出し、ご来光は見れたもよう。
ヨカッタ^^
すっかり朝を迎え明るくなったテン場は、
撤収作業をする人でザワザワとし始める。
我が家も荷物をまとめてから、
ゆっくりと朝食をとることにした。
太陽が雲に隠れると寒くて、
太陽が顔を出すと暑い…(笑)
太陽に翻弄されながら、
最終日の朝食はフレンチトースト。

下山だけのこの日、
時間を気にせず、
目一杯、この場所を満喫しようと、
雲海や北岳を眺めながら、
のんびりと朝食の時間を楽しんだ。
食後は急速に雲があがってきて、
小屋を出発するころには、
初日のようなガスガスの状態に…

neo君は飲み終わった缶つぶしが楽しくて、
ゴミ箱から拾って、何個もつぶす。

ちょっとお手伝いをした気分で下山開始。

早朝のご来光が夢だったのかな、と思わせるようなグレーの世界。

晴れてれば素晴らしい眺望だろうな、と思いながら足を進める。
お花畑を通り、


急坂の樹林帯に入ると、
雨が降り出した。
濡れた岩場はすべり、
慎重に下る為、
足腰の負担は大きかったけど、
無事滑ることなく白根御池小屋に到着。

相変わらず大賑わいの白根御池小屋。

すっかり宴会ムードのグループも^^
ここで小腹が空いた我が家全員。
4人でカレー2皿を注文して、
エネルギーチャージ。
雨の降る中に出発したが、
時期に雨は止み、
木々の隙間から青空が見え始めた。
往路では寝不足と歩き始めということもあって、
ただただ距離を進めることで頭がいっぱいだったんだろう。
森の美しさに始めて出会ったような感覚を覚えた。
そして登山口となる吊り橋にam11:10到着。

相変わらずのへっぴり腰で吊り橋を渡り、
無事、広河原に到着!
お疲れ様でした^^
バスが出てしまったばかりの広河原は人影少なく静か。
バス停に一番に並び、
(ザックを置いておくことで順番待ちとする方法が登山口バス停ならでは)
後は広河原周辺でのんびりとした時間を過ごしながら、
3日間の山で過ごした時間を振り返った。
おわり
