2011年09月30日
仙丈ケ岳
9月17日
仙丈ケ岳(3033m)
天気予報では弱雨の予報。
もし雨が降っていれば一日目に予定していた仙丈ケ岳は見送るつもりだったけど、
バス亭のある仙流壮からは朝焼けが…

朝焼けが見れた日は必ずいい事がある…
今思えば、この日もこの朝焼けのおかげで、
仙丈ケ岳に気持ちよく出発出来たんだと思う。
もしお天気がどんより曇り空だったら、
行くべきか、やめるべきか悩んでしまったかも。
バスで約1時間、運転手さんのガイドを楽しく聞きながら、
北沢峠に到着。
テン場へはバス停から徒歩約10分。
北沢長衛小屋で大人1人500円、子供1人250円の幕営料を支払い、
急いでテントを張り準備を整え仙丈ケ岳に出発!
出発時の空模様はそれほど悪くなく、
うっすら陽が漏れ明るい感じ。
でも今日の子供達は歩き始めから文句が多い。
あまり時間に余裕がないから急がせたのもよくなかったけど、
一度テン場に落ち着いてしまった為に、
山への気持ちの切り替えがうまく出来なかったのかもしれない…
そんな子供達の気分を変えてくれたのが、
「梅こんぶ」笑

5合目の大滝ノ頭に到着、
稜線歩きの小仙丈尾根ルートへ。

樹林帯が終わるとハイマツ帯、そして森林限界になり、
振り返れば真っ白に覆われた空の中。

晴れていたらどんな景色が目の前に広がっているのかな…
そんな事を思いながら歩みを進めて行くと、

小仙丈ケ岳(2885m)に到着。

お姉ちゃんが後ろ向きなのは、
そんなお姉ちゃんの心の現われ。
小仙丈ケ岳を過ぎてから上下レインウェアが必要なぐらいの雨が降り出す…

雨の中、まだ頂上までの長い道のりを思ったのか、
お姉ちゃんが泣き出しました。
えーん、えーんと声を上げて泣きながらも、
前へ進んでいくお姉ちゃんを見て、
ちょっと急がせすぎた事、
頂上にたどり着くことだけに頭がいっぱいになっていた自分を反省、
お姉ちゃんに「うさぎとかめ」の話を、
アレンジを加えておかしな話しをすると、
笑い声と笑顔が^^
ホッと一安心、
そして励ましてくれるかのように、
「雷鳥」がその姿を現してくれました。

しばらくして今度はneo君が涙を浮かべている。
元気になったお姉ちゃんは父ちゃんにまかせ、
また「うさぎとかめ」の話をしてあげると、
今度は「俺、カメを飼うんだ~」
とちょっと話の方向が変わっちゃったけど、
カメを飼うという楽しい思いを話しながら、
元気に歩き始め、
ついに…
仙丈ケ岳(3033m)登頂!

写真は家族写真2枚だけ。
同じ時間に登頂した6、7人のグループの方と、
写真を撮りあい、
雨と寒さの為、すぐに下山。
帰りはヒュッテのある「馬の背」方面へ。
仙丈小屋で休憩、そしてバッジを購入しようと、
小屋の中へ入ると、
ご主人らしき方が「どんどん奥に入んな~」と言ってくれる。
子供達に温かい飲み物をと思ったけど、
子供が飲めそうな物がなかったので、
バッジだけ買って外へ。

外は風が強いので、
すぐに出発する事に。
出発時、小屋のご主人(?)がテラスから、
「気をつけてな~、また来いな~」と言って手を振って見送ってくれる^^
なんだかホッとして、とても嬉しかった。
みんなで手を振って元気に出発!
いつも下山に関しては子供達に精神的な不安はなし、
元気に歩いてくれる。
仙丈小屋をすぎると風あたりも優しくなり、
気がつけば青空が…

上りの不機嫌さがウソののような子供達は、
足取り軽く下り道を歩いて行く。
「ママ~、遅いよ~」
と言わんばかりの余裕顔を見せるお姉ちゃん(笑)

「この網は何のためにあるの?」
と聞いてくるお姉ちゃんのに、
「何でかな~」と答えると、
neo君も加わって、
いろんな案が出てくる。
そんなつきない話をしながら、
馬の背ヒュッテ直前でお姉ちゃんが、
「分かった!!」
と標識に書かれたのを見て、答えを明答^^
そしてちょっとだけ「馬の背ヒュッテ」で休憩。

藪沢小屋方面に進み、

大滝ノ頭(5合目)から北沢峠まで一気に下山。
無事キャンプ場に到着。
キャンプ場はすでに美味しい匂いが充満。
我が家もすぐに食事の支度を始めます。
雨の時を心配し、テントはシャン5にしたけど、
雨も上がり風もなく寒くもないので、
外でみんなで食事。
まずはビールで乾杯!
ウインナーを焼いて、
カマンベールの上部を切り取って、
温めれば即席のチーズフォンデュ。
ウインナーとクラッカーにチーズをたっぷりつけて。

夕食は「すき焼き」

最後はタマゴで溶いてすき焼き丼にして完食。
次の日の予定は甲斐駒ケ岳。
子供達には朝起きて曇りだったら中止、
満天の星空だったら行こうねと約束してもらい、
夜7時に就寝。
のはずが、久しぶりの家族みんなで寝ることが楽しかったのか、
子供達は電気を消してもコソコソひそひそと笑い声…
疲れてすぐに寝るかなと思った私の考えは甘かった(笑)
3度注意して、最後にはシュラフを離して、
やっと静かに就寝となりました^^
甲斐駒ケ岳につづく

仙丈ケ岳(3033m)
天気予報では弱雨の予報。
もし雨が降っていれば一日目に予定していた仙丈ケ岳は見送るつもりだったけど、
バス亭のある仙流壮からは朝焼けが…

朝焼けが見れた日は必ずいい事がある…
今思えば、この日もこの朝焼けのおかげで、
仙丈ケ岳に気持ちよく出発出来たんだと思う。
もしお天気がどんより曇り空だったら、
行くべきか、やめるべきか悩んでしまったかも。
バスで約1時間、運転手さんのガイドを楽しく聞きながら、
北沢峠に到着。
テン場へはバス停から徒歩約10分。
北沢長衛小屋で大人1人500円、子供1人250円の幕営料を支払い、
急いでテントを張り準備を整え仙丈ケ岳に出発!
出発時の空模様はそれほど悪くなく、
うっすら陽が漏れ明るい感じ。
でも今日の子供達は歩き始めから文句が多い。
あまり時間に余裕がないから急がせたのもよくなかったけど、
一度テン場に落ち着いてしまった為に、
山への気持ちの切り替えがうまく出来なかったのかもしれない…
そんな子供達の気分を変えてくれたのが、
「梅こんぶ」笑

5合目の大滝ノ頭に到着、
稜線歩きの小仙丈尾根ルートへ。

樹林帯が終わるとハイマツ帯、そして森林限界になり、
振り返れば真っ白に覆われた空の中。

晴れていたらどんな景色が目の前に広がっているのかな…
そんな事を思いながら歩みを進めて行くと、

小仙丈ケ岳(2885m)に到着。

お姉ちゃんが後ろ向きなのは、
そんなお姉ちゃんの心の現われ。
小仙丈ケ岳を過ぎてから上下レインウェアが必要なぐらいの雨が降り出す…

雨の中、まだ頂上までの長い道のりを思ったのか、
お姉ちゃんが泣き出しました。
えーん、えーんと声を上げて泣きながらも、
前へ進んでいくお姉ちゃんを見て、
ちょっと急がせすぎた事、
頂上にたどり着くことだけに頭がいっぱいになっていた自分を反省、
お姉ちゃんに「うさぎとかめ」の話を、
アレンジを加えておかしな話しをすると、
笑い声と笑顔が^^
ホッと一安心、
そして励ましてくれるかのように、
「雷鳥」がその姿を現してくれました。

しばらくして今度はneo君が涙を浮かべている。
元気になったお姉ちゃんは父ちゃんにまかせ、
また「うさぎとかめ」の話をしてあげると、
今度は「俺、カメを飼うんだ~」
とちょっと話の方向が変わっちゃったけど、
カメを飼うという楽しい思いを話しながら、
元気に歩き始め、
ついに…
仙丈ケ岳(3033m)登頂!

写真は家族写真2枚だけ。
同じ時間に登頂した6、7人のグループの方と、
写真を撮りあい、
雨と寒さの為、すぐに下山。
帰りはヒュッテのある「馬の背」方面へ。
仙丈小屋で休憩、そしてバッジを購入しようと、
小屋の中へ入ると、
ご主人らしき方が「どんどん奥に入んな~」と言ってくれる。
子供達に温かい飲み物をと思ったけど、
子供が飲めそうな物がなかったので、
バッジだけ買って外へ。

外は風が強いので、
すぐに出発する事に。
出発時、小屋のご主人(?)がテラスから、
「気をつけてな~、また来いな~」と言って手を振って見送ってくれる^^
なんだかホッとして、とても嬉しかった。
みんなで手を振って元気に出発!
いつも下山に関しては子供達に精神的な不安はなし、
元気に歩いてくれる。
仙丈小屋をすぎると風あたりも優しくなり、
気がつけば青空が…

上りの不機嫌さがウソののような子供達は、
足取り軽く下り道を歩いて行く。
「ママ~、遅いよ~」
と言わんばかりの余裕顔を見せるお姉ちゃん(笑)

「この網は何のためにあるの?」
と聞いてくるお姉ちゃんのに、
「何でかな~」と答えると、
neo君も加わって、
いろんな案が出てくる。
そんなつきない話をしながら、
馬の背ヒュッテ直前でお姉ちゃんが、
「分かった!!」
と標識に書かれたのを見て、答えを明答^^
そしてちょっとだけ「馬の背ヒュッテ」で休憩。

藪沢小屋方面に進み、

大滝ノ頭(5合目)から北沢峠まで一気に下山。
無事キャンプ場に到着。
キャンプ場はすでに美味しい匂いが充満。
我が家もすぐに食事の支度を始めます。
雨の時を心配し、テントはシャン5にしたけど、
雨も上がり風もなく寒くもないので、
外でみんなで食事。
まずはビールで乾杯!
ウインナーを焼いて、
カマンベールの上部を切り取って、
温めれば即席のチーズフォンデュ。
ウインナーとクラッカーにチーズをたっぷりつけて。

夕食は「すき焼き」

最後はタマゴで溶いてすき焼き丼にして完食。
次の日の予定は甲斐駒ケ岳。
子供達には朝起きて曇りだったら中止、
満天の星空だったら行こうねと約束してもらい、
夜7時に就寝。
のはずが、久しぶりの家族みんなで寝ることが楽しかったのか、
子供達は電気を消してもコソコソひそひそと笑い声…
疲れてすぐに寝るかなと思った私の考えは甘かった(笑)
3度注意して、最後にはシュラフを離して、
やっと静かに就寝となりました^^
甲斐駒ケ岳につづく
