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Posted by naturum at

2012年05月20日

雲取山1日目

5月12日~13日






雲取山(2017m、日本百名山)






1日目




我が家にしては珍しい早朝4時半に自宅を出発。


到着寸前で30分道迷いして、
am8時半に登山口近くの小袖駐車場に到着。

すでに茶々さん、くろちゃんは到着しており、
カーミットでくつろぎ中。




すぐに準備を始め9時前に出発!









今回のルートは、


1日目

小袖P→堂所→七ッ石小屋→七ッ石山山頂(1757m)→ブナ坂→奥多摩小屋(テン泊)


2日目

奥多摩小屋→雲取山荘→雲取山山頂(2017m)→奥多摩小屋→堂所→小袖P






歩き始めから背中のザックの重さが身にしみる…

でもみんなの背中にも大きなザック^^



がんばろう…



気合が入る。






山登りで子供達2人とも調子がいいのは稀な事で、

この日はお姉ちゃんが絶好調で、

neo君は機嫌はいいものの、
歩くスピードがマイペース。


徐々にみんなとの距離が開いていく…


自然と私とneo君のペアさんの出来上がり。



neo君はご機嫌で、
一人しりとりをしては一人でうけて大爆笑…(笑)
そんな楽しい気分が長続きするように私も一緒にお喋りを楽しむ。

こんな時は急登でも自然と足が前に進むもんだ。



そんなneo君のお喋りを聞きながら、
顔を上げれば新緑の鮮やかな緑が目に飛び込んでくる。








遅れがちな私達2人を、
分岐がある度に、みんなが待っていてくれる。





「ありがとう」






七ツ石小屋で合流した時に昼食をとることにした。

お湯を沸かしカップラーメン。
じっとしていると冷えてくる体に温かな食事は嬉しい。









ここから七ツ石山山頂を目指す。

ザックはあいかわらず私の背中にのしかかる。

なかなかつかない山頂にブーブー言い出したneo君をなだめながら、









到達した山頂は想像以上に気持ちのいい場所だった。














山頂につけばもちろんしばらくは降りになる。

これでしばらくはneo君の機嫌もいいだろう(笑)

お姉ちゃんはどうしたもんだか、とても落ち着いている^^

有難い。




ここからは登山道が広々とした尾根道歩き。







この日、昼頃までは白い雲が広がり、空気もひんやりしていたけれど、
午後になるにつれ気づけば青空が空の大部分を占めていた。


ポカポカと暖かい、
気持ちよい尾根道には私達パーティだけ!!








しばらく景色を楽しみながら、
やっとこ今日のテン場がある「奥多摩小屋」に到着。



それぞれにテントを設営。













手前から、

くろちゃんのアラック。

茶々さんのウナ。

父ちゃんが宴会場として持参したシャン5シェルター。

私のアラック。

父ちゃんのヤヌー。




子供達はお腹を空かせた雛鳥のようにピーチク、パーチク。

一足先にお食事^^






幸せのポケモンカレー(笑)








テン場からは眺望が広がる。







でもその立地から風当たりの強さは容易に想像できる。



シャン5があってよかった…



山では人と人との距離が近くなる。


がんばって歩いてきた分、
自然と顔はほころびる。




山の夜は早いけど、
自分の体力もその時間に比例するかのように、
自然と眠りへとの支度を始め、
夜8時前にはテントの中へ…




朝までグッスリ…

のはずが、遠くから低く地面を響きわたってくる風の音。


式根島に行った時の嵐の時にも経験した、

「風の声」




小さなテントの中でまるくなって、
風が過ぎ去っていくのを何度かやり過ごした後、
自然の恐怖を感じながらも、
いつのまにか私は寝入っていた。







2日目につづく…









  


Posted by akko(ageha) at 13:28Comments(0)雲取山5月

2012年05月22日

雲取山2日目

5月12日~13日






雲取山(2017m、日本百名山)








2日目









いつもながら寝起きは悪い…

寝袋の居心地良さから体を起こすのは本当につらい。



それでも体を起こし身支度を整え、寝袋から這い出し、湯をわかす。



アルファ米にお湯を注いで、
余った湯でコーヒーを作る。



そんな時、ちょうど日が昇りはじめた…








コーヒーを飲みながら朝日を眺める。


時間にすれば、
ほんのわずかな時間だけれども、
この一瞬にコーヒーを飲みながら、
この場に居合わせる事が出来た事に、
すごく幸せを感じた。







朝食はおのおののテントで、
静かな朝の時間をすごす。







早朝の山歩きは大好きだ。
空気が凛としていて、
いくらでも歩ける気がしてくる。


でも奥多摩小屋からはいきなりの急登(笑)

ゼィゼィ、ハァハァ、
息遣いが荒くなる。


でも振り向けば…







富士山も…








このまま進めば雲取山山頂へと行けるけど、
ちょっと巻き道で寄り道。


山頂を踏む前に「雲取山荘」へと向かう。








笹の生い茂る歩きやすい道を足早に進むと、
立派な「雲取山荘」が顔を出す。






山荘ではバッジを購入。
ここに寄らなかったら買いそびれる事態になっていたからヨカッタ。



気持ちのよいテラス席ではついついのんびりと休憩してしまう^^

かかとに出来た靴擦れに絆創膏を貼って雲取山頂上に向けていよいよ出発。


雰囲気のよい森の中、
若干急ではあるけれど、
足取りは軽く、
ついに雲取山山頂へ。







富士山、南アルプスが綺麗に見渡せる山頂。
久々の快晴の中の山頂にテンションが上がる^^



一等三角点のある雲取山。
古い三角点があるのが珍しいらしく、
たまたま同じタイミングで三角点に注目したご夫婦と談義(笑)






一つ利口になれた^^





下山は巻き道利用で、あっという間にテン場。










帰りのザックはだいぶ軽くなったはずなのに、
毎回そうだけど、
全然軽くなった気がしない…(笑)


さぁあとちょっと!













登山道から車道が見えるようになった頃、
お姉ちゃんが突然、


「猿!!」



と言った。



指差すほうに目をやると、
何頭かの日本猿が山をかけていた。










そしてこの旅もそろそろ終わる。





新緑のこの時期に、
この「雲取山」で過ごせて本当によかった!





茶々さん、

くろちゃん、

そして父ちゃん、

子供達、


みんなの笑顔が、
私の雲取山の思い出です^^












  


Posted by akko(ageha) at 15:26Comments(0)雲取山5月