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2013年07月28日

常念岳~蝶ヶ岳縦走Vol.6

7月13日~15日






常念岳~蝶ヶ岳縦走
Vol.5はこちらから





pm1:00 蝶ヶ岳ヒュッテ到着。

まずテン泊の受付をするため、
ザックを表に置いて、ヒュッテ内に入る。

ちょうどお昼時ということもあって、
喫茶ルームは大混雑。

受付にも到着したばかりのハイカーさんでごった返していたが、
笑顔で対応してくれる小屋番さんにホッとした。


テン泊代1人500円。(子供料金はなし)
大人2人、小人2人で計2000円のお支払い。


喫茶ルームのラストオーダーがpm2:00の確認をとる。



外は相変わらず強風だったから、
子供達は小屋で待ってもらい、
父ちゃんと一緒に足早にテン場へ行き大急ぎで設営。



強風の中の設営も昨日の常念で要領を得、
2人でテキパキと設営を進める。


今までの設営時間で最高記録が出たんじゃないだろうか(笑)








ヒュッテに入るとストーブの横にちょこんと座るお姉ちゃんとneo君を発見^^

お昼のピークを過ぎたのか、
喫茶ルームの人もだいぶ減り落ち着きを取り戻した感じだった。

ちょうど奥の4人分の席が空いたためそこに座る。

父ちゃんとお姉ちゃんはカレーうどん。

neo君は念願だったラーメン。

私は、おでん。



常念岳~蝶ヶ岳縦走Vol.6





そして残念ながら生ビールはないということで缶ビールを2缶。


そしてお疲れ様~♪


プハァ~


缶でも歩いた後のビールは美味しい^^


カレーうどんもラーメンもちょっと食べてみたけど、
とても美味しかった♪


食後にお姉ちゃんはココア、
neo君は牛乳、
父ちゃんはコーヒーを頼んで、
もうちょっとのんびり。


常念岳~蝶ヶ岳縦走Vol.6




私は蝶ヶ岳と常念岳のバッジをテーブルに並べてニンマリ♪


常念岳~蝶ヶ岳縦走Vol.6




バッジは私にとって家族の思い出、結晶のようなもの。

100名山に限らずバッジのある山は記念に買っていくことにしている。








pm3:00ごろまでヒュッテでのんびりし、
水を購入しテントに移動。

水は1L、150円、2Lを購入。

ちなみに常念小屋は1L、200円。


どちらもプラティパスに自分で汲むシステム。






常念岳~蝶ヶ岳縦走Vol.6





子供達はおやつタイムで大盛り上り、

私と父ちゃんはテントからの眺めを楽しんだ。



常念岳~蝶ヶ岳縦走Vol.6




しばらくするとポツポツ雨が降り始める。


そして風も強まり、あっという間に暴風雨に。


父ちゃんが今一度テントの補強の為に外に出る。


ちょうど暴風雨になってしまったこの時にテン場についたハイカーさんや、
お留守のテントが飛ばされそうになっていたりと、
テントの外からちょっとした騒動が聞こえた。


しばらく暴風雨は続いたから
テントの中で横になってウトウトしていたら、
neo君がお昼寝しようかな~と言った瞬間、
お姉ちゃんも一緒にあっという間に2人で寝てしまった。

常念岳~蝶ヶ岳縦走Vol.6  常念岳~蝶ヶ岳縦走Vol.6


テントの中が静かになると、
父ちゃんが夕飯食べようぜ、って(笑)


さっき食べたばかりのような気もするけど(笑)
時間はpm6:00になろうとしていた。


お夕飯といってもすべてフリーズドライの食事。


アルファ米の白米に、
フリーズドライのカレーに麻婆茄子。


常念岳~蝶ヶ岳縦走Vol.6




そんなにお腹が空いていた訳ではないけど、
ペロっと食べてしまった^^


食後は父ちゃんがこっそり持ってきてみんなを驚かそうとしたのに、
出発前の車中で子供達に見つかっちゃったという「信玄餅」(笑)


常念岳~蝶ヶ岳縦走Vol.6




熱い緑茶と一緒に♪



pm7:00 雨も止んだみたいだし、
そろそろ寝る前のトイレに、
と思いテントから出ると、
なんとさっきの暴風雨はどこえやら、
青空にお月様まで見えていた。



常念岳~蝶ヶ岳縦走Vol.6




3日間でこんな青空を見たのは初めて!


父ちゃんもテントから出てきて、
一緒に蝶ヶ岳の山頂まで行ってみることにした。


蝶ヶ岳の山頂はテン場のすぐ上方。


テン場から山頂への階段があり、
あっという間に蝶ヶ岳(2677m)登頂!



常念岳~蝶ヶ岳縦走Vol.6






しばらく風にあたりながら、
雲が流れいく景色を楽しんでいたら、


常念岳~蝶ヶ岳縦走Vol.6





気づけは1時間も見入ってしまっていた。




常念岳~蝶ヶ岳縦走Vol.6




もしかしたら翌日はご来光が楽しめるかも!!


下山するだけの最終日。
そんなに朝早く起きなくてもいいのだけれど、
そんなご来光の期待にam3:50にアラームをセットした。











寝入ってからどれくらたったのかな…


凄まじい雨風の音で目を覚ます。


頭上、足元、天井、左右、あらゆる方向から暴風雨がテントを叩きつける。



風が強くて有名な蝶ヶ岳が本気を出したみたい…



こうなると全く眠れない(涙)

父ちゃんも一緒のよう。

子供達はというと…爆睡(笑)
pm6:00から寝てるのにすごい熟睡力…羨ましい。。。



でもきっとすぐに止むだろう♪



なんて思いながら、結局はアラームのなったam3:50まで暴風雨は続いていた。



ご来光どころじゃなくなってしまった。


それどころか雨の中の撤収が頭をよぎる。


そんな事を考えながらam5:00起床。


雨風は若干弱まった感じ。

まず穂高、槍方面の空模様をテントから確認。


みごとグレーの分厚い雨雲…


続いて父ちゃん側の全室から東の方面の空模様を確認。


「あ、雲海だ!!!」



思わず声にだしてつぶやいてしまった。



常念岳~蝶ヶ岳縦走Vol.6



雨もパラパラになったから、
急いで支度をすませ表へ出る。


すでにテントを畳んで出発準備をしているハイカーさんも多数いた。



そんな中、しばらくグレーの雲海に目をやる。

するとneo君がテントからヒョコヒョコ出てきて、

「ママ、雲海だね」

って寄り添ってきた。



いつも私が「雲海が見れるといいね」、
って言っているからだろう、

しばらくneo君と一緒に雲海の上を、
猛スピードで流れながら刻々と形をかえていく黒い雨雲を眺めた。



常念岳~蝶ヶ岳縦走Vol.6



一旦テントに戻り朝食。

全員一致でカップヌードルのリフィルに決定(笑)

朝からラーメン食べて、

テント内を片付け外に出ると、

想像もしてなかった景色が目の前に広がった。


常念岳~蝶ヶ岳縦走Vol.6



「やっと巡り合えた」そんな気持ちでもあるし、

「ただいま」そんな感情も溢れる。


2日間、雨風曇りの中を歩いてきたから余計だろう。


そして1年ぶりに見る北アルプスの「青」をした空は、

やっぱりおっきかった!



常念岳~蝶ヶ岳縦走Vol.6











気持ちよい風に吹かれながらテントを撤収、
タクシーの予約をしに小屋に向かう。


今回、登り口と下山口が違うため、
下山後はタクシーで移動しなければならない。


ありがたいことに、
小屋には電話機がありテレフォンカードを貸出という形で、
使った分だけを支払うというシステムがある。

タクシー会社の電話番号の記載もあり至れり尽せり。


無事予約完了、かかった電話代は40円だった。




電話をした時間はam7:00。

撤収は終わっているが、
これから子供達と一緒に蝶ヶ岳山頂に行きたかったから、

タクシーの時間は余裕をもってam11:30に予約。


そして4人で蝶ヶ岳に向かった。


常念岳~蝶ヶ岳縦走Vol.6



テン場のテントもだいぶまばらになったな。


常念岳~蝶ヶ岳縦走Vol.6




そして青空に抱かれながら家族4人で無事蝶ヶ岳に登頂!


常念岳~蝶ヶ岳縦走Vol.6




天気は回復したが、
穂高、槍ヶ岳方面は相変わらず雲を目深にかぶった感じ。


それでも、もしかしたら…
という気持ちでしばらく眺める。


でもとうとう時間切れ。


まだまだ眺めていたい気分だったが、
タクシーの時間もあるししょうがない(涙)


山頂は見えないけど、
穂高、大キレット、槍ヶ岳と記念撮影。


常念岳~蝶ヶ岳縦走Vol.6



時刻は7:30。

下山のコースタイムは3時間30分。



ザックを背負いテン場を出発。


雲上のトレイルとなった登山道を歩くのは最高の気分だった。



常念岳~蝶ヶ岳縦走Vol.6






稜線から下がるとあっという間に気温、体温上昇!



2日ぶりに半袖になる。


残念なのはここでカメラが沈黙…

充電が切れてしまった(涙)




雲上のトレイルは、
時期に雲の中のトレイルになって、
最後は曇り空のトレイルになった。



そして無事タクシー予約時間の30分前、
am11:00 みんな元気に三股登山口に下山した。









おしまい




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Posted by akko(ageha) at 10:25│Comments(0)蝶ヶ岳7月
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