2012年07月09日
八ヶ岳 東天狗
八ヶ岳
6月30~7月1日
梅雨真っ只中…
八ヶ岳のオーレン小屋でテン泊、
天狗岳、そして硫黄岳への山歩きを、
茶々さんファミリーと計画した。
この日、茶々さん家はファミリーでは初のテン泊になる。
思い出せばちょうど1年前、
我が家もHIKER'Sと一緒に、
この場所でテン泊デビューをした。
目を閉じれば、
いくらでもあの時の感動がよみがえってくる。
硫黄岳の2700mに吹き付ける風、
ケルンの並ぶ横岳までの稜線、
テン場でのひと時、
すべてが初めての出来事で、
すべてに感動し、
一瞬にして山の虜になった。
心配していた天気、
初日は青空!

八ヶ岳の森は去年同様とても美しい姿をみせてくれる。
コケは青々とヒカリ、
自然が織り成す造形美に思わず足が止まる。

緑の中に赤く輝くこの植物はなにかな?

山の花のお花畑にも出会え、
茶々奥さんとしばらく眺めて楽しんだ。
しろはなへびいちご

前方から「着いたよ~」
と掛け声があって、
無事、宿泊地の「オーレン小屋」に到着!
受付を済ませテン場へ。
設営をすませ、
再度身支度をし、
目指すは「天狗岳」へ。

往路はオーレン小屋から箕冠山へと続く樹林帯のルートで。
退屈しがちな樹林帯だが、
山の花たちがそんな気分をやわらげてくれるかのように、
優しく花を咲かせている。
こいわかがみ

みつばおうれん

子供達との会話は、
千葉の学校と静岡の学校の流行っている物話や、
アニメの話、
替え歌まで飛び出して、
とてもおもしろい^^

そして展望のないまま「箕冠山」登頂。

そしてここから一気に眺望が開けた!

箕冠山から一度下って、そして上って、
「根石岳 2603m」山頂。

根石岳からneo君の指さす方に、この日の目的地「東天狗」

白砂新道分岐で出会ったのが、
カナダ人女性と、
アメリカ人男性の日本大好きカップルさん^^
一緒に地図でルート確認、
子供達とも英語を交えて話しをさせてもらい、
そしてお互いに進む道へと歩みを再開。

私もいつか地図を片手に、
八ヶ岳のあちこちを旅してみたいな…
そんな一つの楽しみ方を
笑顔が素敵な異国のカップルさんから学んだ気がする。
森林限界をこえた岩の隙間には、
色鮮やかな山の花。
いわべんけい

つがざくら

東天狗岳山頂手前にあるのが、
斜面にかかった緑色の橋。

これを渡れば東天狗岳山頂に到着!
ここでお昼ごはん。

しばらくのんびりと山の頂を楽しんでいたら、
「槍が見えるぞ!」
の声に、
北アルプス方面を見ると、
雲の合間から、
ポッカリと槍ヶ岳だけが顔を覗かせていた^^
しばらくすると穂高連峰も姿も表し、
一瞬山頂が賑やかにざわめいた。
復路は箕冠山から夏沢峠を経由してオーレン小屋のコースで。
目の前に迫力ある爆裂火口を望みながらの下山。

翌日の硫黄岳への楽しみが膨らんでくる。
オーレン小屋のテラスは沢山のハイカーで賑わっていた。
今日の行程はみんな終了しているんだろう、
卓上には沢山のビールに、
楽しげな話し声、
そんなテン場の和やかで、
そして活気あるこの時間帯が私は大好き。
茶々さんファミリーもテント2張り。
2張りでも家族で過ごしやすい工夫がいっぱい!

最後の大仕事が待っていた…それは、
ネオエアーの空気入れ(笑)
それさえ終われば、
バーナーと食材を取り出し、
ビールの栓をあけるだけ^^

子供達も1日の山行を終えた開放感は大人と一緒なんだろう。
みんなとてもいい笑顔をしている^^
持ってきた赤ワインを飲み干し、
お日様が沈むのと同時にテントの中へ。
「明日は雨が降りませんように…」
そんな願いは真夜中のポツポツというテントを叩く音にかき消され、
雨降りのまま朝を迎えた。
予定している硫黄岳は無理かな…
テントのファスナーを開け、
湯を沸かしながら、
シトシトと降り続くテン場の雨景色を見ながら考える。
いつものようにアルファ米にお湯を注ぎ、
コーヒーを入れ、
のんびりとした朝の時間。
私のテントの前をパッキングを終えたハイカー達が、
次々と通り過ぎるのを静かに見送りながら、
ゆっくりと片付け。
雨は相変わらず降り続けていたが、
そんな中、茶々さんがヒル10ULを張ってくれた。
おかげで最後のパッキングもゆとりを持ってでき、
子供達もとても落ち着いて過ごす事が出来た^^

さぁ雨の中、出発!
夏沢鉱泉まで一気に下山、
ここでちょっとクールダウン。
子供達は本当に遊びの天才!
何をしているのかと思ったら…

屋根から落ちてくる大粒の雫をわざわざ頭に当てて遊んでる(笑)
夏沢鉱泉までくれば残り僅か。
子供達の足取りも軽快だ。
H君が歩きながら、
「キャンプたのしかったね、お山もたのしかったね、またお山にきたいな~」
ってニコニコと話してくれた。
私は知ってるよ。
H君が歯をくいしばりながら、
お父さんとお母さんに励まされながらがんばって歩いていた事を。
だから余計にこの言葉は嬉しかった。

そしてみんな笑顔で無事ゴール!
2日目は雨になってしまったけれど、
この充実感はなんだろう…
2日間たくさん笑って本当に楽しかった!
茶々さん、茶々奥さん、そして子供達、
2日間ありがとうございました^^
また山に行きましょう♪

6月30~7月1日
梅雨真っ只中…
八ヶ岳のオーレン小屋でテン泊、
天狗岳、そして硫黄岳への山歩きを、
茶々さんファミリーと計画した。
この日、茶々さん家はファミリーでは初のテン泊になる。
思い出せばちょうど1年前、
我が家もHIKER'Sと一緒に、
この場所でテン泊デビューをした。
目を閉じれば、
いくらでもあの時の感動がよみがえってくる。
硫黄岳の2700mに吹き付ける風、
ケルンの並ぶ横岳までの稜線、
テン場でのひと時、
すべてが初めての出来事で、
すべてに感動し、
一瞬にして山の虜になった。
心配していた天気、
初日は青空!

八ヶ岳の森は去年同様とても美しい姿をみせてくれる。
コケは青々とヒカリ、
自然が織り成す造形美に思わず足が止まる。

緑の中に赤く輝くこの植物はなにかな?

山の花のお花畑にも出会え、
茶々奥さんとしばらく眺めて楽しんだ。
しろはなへびいちご

前方から「着いたよ~」
と掛け声があって、
無事、宿泊地の「オーレン小屋」に到着!
受付を済ませテン場へ。
設営をすませ、
再度身支度をし、
目指すは「天狗岳」へ。

往路はオーレン小屋から箕冠山へと続く樹林帯のルートで。
退屈しがちな樹林帯だが、
山の花たちがそんな気分をやわらげてくれるかのように、
優しく花を咲かせている。
こいわかがみ

みつばおうれん

子供達との会話は、
千葉の学校と静岡の学校の流行っている物話や、
アニメの話、
替え歌まで飛び出して、
とてもおもしろい^^

そして展望のないまま「箕冠山」登頂。

そしてここから一気に眺望が開けた!

箕冠山から一度下って、そして上って、
「根石岳 2603m」山頂。

根石岳からneo君の指さす方に、この日の目的地「東天狗」

白砂新道分岐で出会ったのが、
カナダ人女性と、
アメリカ人男性の日本大好きカップルさん^^
一緒に地図でルート確認、
子供達とも英語を交えて話しをさせてもらい、
そしてお互いに進む道へと歩みを再開。

私もいつか地図を片手に、
八ヶ岳のあちこちを旅してみたいな…
そんな一つの楽しみ方を
笑顔が素敵な異国のカップルさんから学んだ気がする。
森林限界をこえた岩の隙間には、
色鮮やかな山の花。
いわべんけい

つがざくら

東天狗岳山頂手前にあるのが、
斜面にかかった緑色の橋。

これを渡れば東天狗岳山頂に到着!
ここでお昼ごはん。

しばらくのんびりと山の頂を楽しんでいたら、
「槍が見えるぞ!」
の声に、
北アルプス方面を見ると、
雲の合間から、
ポッカリと槍ヶ岳だけが顔を覗かせていた^^
しばらくすると穂高連峰も姿も表し、
一瞬山頂が賑やかにざわめいた。
復路は箕冠山から夏沢峠を経由してオーレン小屋のコースで。
目の前に迫力ある爆裂火口を望みながらの下山。

翌日の硫黄岳への楽しみが膨らんでくる。
オーレン小屋のテラスは沢山のハイカーで賑わっていた。
今日の行程はみんな終了しているんだろう、
卓上には沢山のビールに、
楽しげな話し声、
そんなテン場の和やかで、
そして活気あるこの時間帯が私は大好き。
茶々さんファミリーもテント2張り。
2張りでも家族で過ごしやすい工夫がいっぱい!

最後の大仕事が待っていた…それは、
ネオエアーの空気入れ(笑)
それさえ終われば、
バーナーと食材を取り出し、
ビールの栓をあけるだけ^^

子供達も1日の山行を終えた開放感は大人と一緒なんだろう。
みんなとてもいい笑顔をしている^^
持ってきた赤ワインを飲み干し、
お日様が沈むのと同時にテントの中へ。
「明日は雨が降りませんように…」
そんな願いは真夜中のポツポツというテントを叩く音にかき消され、
雨降りのまま朝を迎えた。
予定している硫黄岳は無理かな…
テントのファスナーを開け、
湯を沸かしながら、
シトシトと降り続くテン場の雨景色を見ながら考える。
いつものようにアルファ米にお湯を注ぎ、
コーヒーを入れ、
のんびりとした朝の時間。
私のテントの前をパッキングを終えたハイカー達が、
次々と通り過ぎるのを静かに見送りながら、
ゆっくりと片付け。
雨は相変わらず降り続けていたが、
そんな中、茶々さんがヒル10ULを張ってくれた。
おかげで最後のパッキングもゆとりを持ってでき、
子供達もとても落ち着いて過ごす事が出来た^^

さぁ雨の中、出発!
夏沢鉱泉まで一気に下山、
ここでちょっとクールダウン。
子供達は本当に遊びの天才!
何をしているのかと思ったら…

屋根から落ちてくる大粒の雫をわざわざ頭に当てて遊んでる(笑)
夏沢鉱泉までくれば残り僅か。
子供達の足取りも軽快だ。
H君が歩きながら、
「キャンプたのしかったね、お山もたのしかったね、またお山にきたいな~」
ってニコニコと話してくれた。
私は知ってるよ。
H君が歯をくいしばりながら、
お父さんとお母さんに励まされながらがんばって歩いていた事を。
だから余計にこの言葉は嬉しかった。

そしてみんな笑顔で無事ゴール!
2日目は雨になってしまったけれど、
この充実感はなんだろう…
2日間たくさん笑って本当に楽しかった!
茶々さん、茶々奥さん、そして子供達、
2日間ありがとうございました^^
また山に行きましょう♪

Posted by akko(ageha) at 08:21│Comments(0)
│東天狗岳6月
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