2013年12月20日
甲武信ヶ岳Vol.2
11月23日~24日
甲武信ヶ岳
甲武信ヶ岳山頂から甲武信小屋への歩き出しは、
素晴らしい絶景が目の前に広がる、
まるで森林限界まできたような爽快な気分にさせてくれた。

でもすぐに樹林帯に入り、
凍結した下り道に冷や冷やしながら降りていくと、
甲武信小屋の裏手へと到着する。
小屋の前でザックを下ろしていると、
丸太作りの、これぞ山小屋といった雰囲気が素敵な甲武信小屋の戸が開き、
ちょうどご主人が出てきた。

事前に甲武信小屋のHPでそのお顔は存じあげてたから、
すぐに主人のトクさんだ、ってわかった。
みんなで小屋に入り、
Nao君が代表で受付をしてくれる。

主人のトクさんが笑顔で迎えてくれる。
そして女性スタッフさんが1人1人に熱いお茶を振舞ってくれた。
あたたかい…
甲武信小屋が人気なのが一瞬でわかった気がする。

のんびりしたい所だったが、
夕刻に近いこの時間、
冷え込みが厳しくなってきた。
早々にテント設営。
テン場は雪上しか空いていなかったが、
雪を想定して装備してきたから特に問題なし。

持ってきた防寒着を着込んで、
Nao君のテントのフープラに、
「おじゃまします♪」
そしてみんなで、
「乾杯!」
フープラの中はポカポカで、
こんなに暖かくテン場で過ごしたのは初めて。
Nao君が用意してくれたたくさんのおでんを頂きながら、
消灯の早い山のテン場でのくつのぎの時間はあっという間に過ぎていった。
2日目
テントから外を覗くと、
木々の間に、
地平線状に伸びる真っ赤な朝焼けが見えた。

ご来光を拝みにと甲武信ヶ岳に登るも間に合わず…
でも途中から見た景色は、
夕方とはまた違った清々しさだった。

一旦、テン場に戻り、朝食の準備をしながらパッキング。
小屋の人たちは、
小屋閉めの準備だろうか…
屋外で数人でなにやら作業中。
パッキング中、寒い寒いと言うお姉ちゃんは、
小屋の中で待たせてもらって、

いよいよ出発。
小屋番さん、ご主人のトクさんにご挨拶して、
まずは甲武信ヶ岳までの登り返し。
数分で体はポカポカ^^
山頂からは往路とは違う道のりを歩く。

雪道の樹林帯の中をひたすら歩いていくと、
「千曲川源流水源地標」
と記された標識のある小さな広場へと出た。

みんなで川の始まりを眺める。

湿地帯の一箇所から水がチョロチョロと流れ出す、
その光景はとても不思議だった。
こんな小さな流れがが次第に大きくなって、
そして全長367kmの信濃川になって日本海に注ぐなんて、
その始まりがここにあるなんて、
想像しただけで感動する光景だった。
ここからは千曲川沿いに登山道があり、
川のせせらぎを聞きながら、

見上げれば青空の静かな森を歩いていった。

往路で歩いた十文字峠方面よりも雪が多く、
だいぶ下ってきても、
なお雪と凍結した道が続く。
ツルツルツル~と滑ってみたり、
辺りに笑い声が響く^^

大きな「ナメ滝」はすでに半分凍ってしまっていた。

やっと雪道が終わると、
標高も下がったからだろうか、
気温も上がり、
体がポカポカと暖かくなってきた。
雪道の緊張が解れたからか、
落ち葉の道が心地よかったのか、
休憩時に腰をかけると、
ザックがいい背もたれになって、
そのままお昼寝出来てしまいそうなほど気持ちいい陽気。

静かな森をテクテク…

そして最初の分岐を過ぎれば、
ゴールはすぐそこ。
お疲れ様!!
そしてNao君、ありがとう^^
感謝の気持ちをいっぱいに込めて、
出発するNao君の車を、
みんなで手をふって見送った。
おわり

甲武信ヶ岳
甲武信ヶ岳山頂から甲武信小屋への歩き出しは、
素晴らしい絶景が目の前に広がる、
まるで森林限界まできたような爽快な気分にさせてくれた。

でもすぐに樹林帯に入り、
凍結した下り道に冷や冷やしながら降りていくと、
甲武信小屋の裏手へと到着する。
小屋の前でザックを下ろしていると、
丸太作りの、これぞ山小屋といった雰囲気が素敵な甲武信小屋の戸が開き、
ちょうどご主人が出てきた。

事前に甲武信小屋のHPでそのお顔は存じあげてたから、
すぐに主人のトクさんだ、ってわかった。
みんなで小屋に入り、
Nao君が代表で受付をしてくれる。

主人のトクさんが笑顔で迎えてくれる。
そして女性スタッフさんが1人1人に熱いお茶を振舞ってくれた。
あたたかい…
甲武信小屋が人気なのが一瞬でわかった気がする。

のんびりしたい所だったが、
夕刻に近いこの時間、
冷え込みが厳しくなってきた。
早々にテント設営。
テン場は雪上しか空いていなかったが、
雪を想定して装備してきたから特に問題なし。

持ってきた防寒着を着込んで、
Nao君のテントのフープラに、
「おじゃまします♪」
そしてみんなで、
「乾杯!」
フープラの中はポカポカで、
こんなに暖かくテン場で過ごしたのは初めて。
Nao君が用意してくれたたくさんのおでんを頂きながら、
消灯の早い山のテン場でのくつのぎの時間はあっという間に過ぎていった。
2日目
テントから外を覗くと、
木々の間に、
地平線状に伸びる真っ赤な朝焼けが見えた。

ご来光を拝みにと甲武信ヶ岳に登るも間に合わず…
でも途中から見た景色は、
夕方とはまた違った清々しさだった。

一旦、テン場に戻り、朝食の準備をしながらパッキング。
小屋の人たちは、
小屋閉めの準備だろうか…
屋外で数人でなにやら作業中。
パッキング中、寒い寒いと言うお姉ちゃんは、
小屋の中で待たせてもらって、

いよいよ出発。
小屋番さん、ご主人のトクさんにご挨拶して、
まずは甲武信ヶ岳までの登り返し。
数分で体はポカポカ^^
山頂からは往路とは違う道のりを歩く。

雪道の樹林帯の中をひたすら歩いていくと、
「千曲川源流水源地標」
と記された標識のある小さな広場へと出た。

みんなで川の始まりを眺める。

湿地帯の一箇所から水がチョロチョロと流れ出す、
その光景はとても不思議だった。
こんな小さな流れがが次第に大きくなって、
そして全長367kmの信濃川になって日本海に注ぐなんて、
その始まりがここにあるなんて、
想像しただけで感動する光景だった。
ここからは千曲川沿いに登山道があり、
川のせせらぎを聞きながら、

見上げれば青空の静かな森を歩いていった。

往路で歩いた十文字峠方面よりも雪が多く、
だいぶ下ってきても、
なお雪と凍結した道が続く。
ツルツルツル~と滑ってみたり、
辺りに笑い声が響く^^

大きな「ナメ滝」はすでに半分凍ってしまっていた。

やっと雪道が終わると、
標高も下がったからだろうか、
気温も上がり、
体がポカポカと暖かくなってきた。
雪道の緊張が解れたからか、
落ち葉の道が心地よかったのか、
休憩時に腰をかけると、
ザックがいい背もたれになって、
そのままお昼寝出来てしまいそうなほど気持ちいい陽気。

静かな森をテクテク…

そして最初の分岐を過ぎれば、
ゴールはすぐそこ。
お疲れ様!!
そしてNao君、ありがとう^^
感謝の気持ちをいっぱいに込めて、
出発するNao君の車を、
みんなで手をふって見送った。
おわり

Posted by akko(ageha) at 08:58│Comments(0)
│甲武信ヶ岳11月
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