北岳 肩ノ小屋へ 1日目

akko(ageha)

2014年07月28日 12:13

7月19日~21日





北岳(3193m)~間ノ岳(3189m)





3年前に行った甲斐駒ケ岳、仙丈ヶ岳以来の久々の南アルプス。


たまたまテレビで見かけた北岳のテン場に魅了され、

今年の3連休の予定は南アルプスにある北岳に決まった。


北岳の隣に鎮座するのが「間ノ岳」。


日本百名山でもある標高日本第2位の「北岳」、

そして同じく日本百名山で標高第4位の「間ノ岳」、

どちらも3000mを越す、

その2山の高峰をつなぐ稜線歩きも行程に組み込み、

3連休を迎えた。








南アルプスはマイカー規制がされているため、

北岳の登山口である「広河原」までは、

路線バスまたはタクシーでの入山になる。



予定していた「芦安」からのルートは、

落石の為運休となってしまったから、

「奈良田」からのバス利用となった。


駐車場が混み合うことを予想して前日入りして車中泊。


5時半の始発に乗るために、
4時45分には乗車の列にならんだ。

運賃は利用者協力金100円を含む大人1人片道1130円。
子供は半額。


始発のバスは増便され、
10数台で出発した。



無事「広河原」に到着。


立派なインフォメーションセンター内のトイレは大行列。

ほぼ最後尾にならんだ我が家は、

結局は随分のんびりとした出発となってしまった。




am7:00

北岳肩ノ小屋までのコースタイムは6時間40分、

標高差1471mの1日目の山登りを気合を入れてスタート!








と張り切ったところに、

しょっぱなから私の大嫌いな吊り橋。

しっかりした作りで足元が透ける、という事もないが揺れるし高い…

気を失いそうになるぐらい長い吊り橋だった…(涙)










しばらく歩くと、「白根御池分岐」に到着。

我が家は「白根御池小屋」を経由して「草すべり」で「小太郎尾根分岐」へろ出るコースを選択。









約2時間半で、無事に「白根御池小屋」に到着。


ここでの子供達のお楽しみは「ソフトクリーム」。








ベンチに腰掛け、大休憩。

でもしばらくすると雨が降り出した。


軒下に移動して、
子供達にレインウェアを着せ出発。



出発早々、急登の「草すべり」。

標高2位の北岳の登りを実感。


雨は降り続けていたが、
標高が上がるにつれ、
様々な高山植物が目を楽しませてくれた。




ミヤマハナシノブ



シナノキンバイ



タカネグンナイフウロ



ウサギギク



コイワカガミ





小太郎尾根分岐を過ぎるとミヤマキンバイのお花畑が登山道両側に広がった。






行き交うハイカーさんの顔もほころび、
足をとめて写真撮影に楽しそうな姿があちこちで見られた。








森林限界に出る頃には雨も上がり、
雨雲の隙間から青空も顔を出し始める。












高山の岩礫地によく分布しているアオノツガザクラ。

スズランの様な花が可愛らしい。





イワウメ



タカネヤハズハハコ









そして無事、北岳肩ノ小屋にpm13:10到着。








休憩込みで6時間10分でついたのは、
子供達の頑張りがあってこそ。

お疲れ様^^


先に到着してテン場を確保してくれているであろう父ちゃんを探す。

富士山、鳳凰三山が望めるテン場の一番先端のサイトに父ちゃん発見!



受付は父ちゃんが済ませてくれていたから、(テン場代1人600円×4人×2日間)

早速設営。



設営後は楽しみにしていた小屋で販売している赤ワインをフルボトルで購入♪










設営後、また雨が降り出したから、
テント内でウインナーやチーズを食べながら、
家族でワイワイ^^


でも寝不足と疲労に標高3000mという立地も加わったかな…


お腹が満足すると、急激に睡魔に襲われて、あっという間にお昼寝。





翌日は北岳の登り、そして間ノ岳までの縦走の予定。


でもお天気次第では北岳だけになるかもしれないし、
テン場で停滞となるかもしれない。


いろんなプランが私の頭をよぎる。


それでも間ノ岳まで行けることに望みをかけ、
目覚ましをam3:30にセットした。







つづく


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