アイスキャンディフェス2015
1月31日~2月1日
アイスキャンディフェスティバル2015in赤岳鉱泉
今年で3度目の参加になるアイスキャンディフェス。
毎年テン泊での参加だったが、
アイスキャンディに重点をおいて、
今年は小屋泊で予約した。
前日出発での車中泊。
am8:10、曇り空の中、八ヶ岳山荘を出発した。
この数日前に、
大量の山岳遭難関連の本を読んでしまった為、
小屋泊装備で軽量のはずのザックなのに、
安心を得るために少々重め。。。
それでも雪山テン泊装備よりは数キロも軽いから、
夏山コースタイムで歩き進める事が出来た。
赤岳山荘をすぎると雪がチラつきはじめ、
時期に風をともなった雪へと変わった。
堰堤広場でプチ休憩。
neo君の寒いから早く出発しよう、
という一声で出発。
その後次第に雪も落ち着いて一安心。
そしてam11:30、赤岳鉱泉に到着。
小屋の受付よりもアイスキャンディ体験会の受付をさきにしようと、
アイスキャンディに向かうと、
ちょうど開会式が始まった。
3度目にして初めての開会式に参加。
各スポンサーさんの挨拶を聞き、
日本代表アイスクライマーの方たちのデモンストレーションを見て無事開会式が終了。
すぐに体験会の受付が始まったが、
いた場所がよくて、
早めに受付を終える事ができた。
小屋に戻って受付をすまし、
部屋にザックを下ろす。
部屋は個室を予約しておいた。
一番小さな炬燵付きの部屋だが、
こじんまりとしていて清潔で、
子供達を喜ばせるには十分な部屋だった。
昼食は暖かな自炊室でカップラーメンを作って食べた。
その後、小屋の本棚に大量に並んでいる漫画でダラダラタイム。
テン泊だとやらなければならない事でいっぱいだけど、
小屋泊はなにもすることがなく、
ちょっとだけ退屈を感じた。
でも楽なこともいいのかなとも思った。
3時前に支度をすまし、ようやくアイスキャンディへ。
体験会もだいぶ終盤のようで、
例年のような混雑ぶりはなかった。
3年目となると、
子供達のことを覚えていてくれるスタッフさんも増えて、
「大きくなったな~」
と1年ぶりの再会を楽しむことも出来て嬉しかった。
お天気は雪、
気温も低かったが、
準備を終えた父ちゃんからアイスクライミング開始!
父ちゃんに続きお姉ちゃん。
安定した登りでゴール。
お姉ちゃんを、
アイゼンを履かしてもらいながら、
不安気に見つめるneo君。
そしてneo君の初登攀。
無事1本目を完登。
2本目も上手に登り、
私もneo君と同じルートを無事に完登。
ここで私とneo君は終了^^
始まる前まで、
「私は1本だけ登ればいい」
と消極的な発言をしていたお姉ちゃんは、
やり始めたら楽しくなってきちゃったみたいで、
父ちゃんと一緒に寒空の中、
列に並び、
全部で4本のルートを完登した。
父ちゃん
お姉ちゃん
無事、アイスクライミングという目的を果たし、
みんな達成感を感じながら小屋へと戻った。
小屋では炬燵に入りながら、
家族で乾杯!
夕食までの時間を菓子を摘んでのんびり過ごした。
お夕飯は、
ビーフシチュー、
ポトフ、
サラダ、
ごはん、
お漬物、
と思っていたよりもずっと豪華だった。
食事前は、あまりお腹が空いていないといっていたneo君も、
「美味しい、美味しい」
と完食^^
もちろん、
お姉ちゃんもニッコリ顔。
夕食後はフェスでのイベントである、
冬山気象講座(講師:猪熊隆之さん) と、
プロアイスクライマー八木 名恵さんの講演を聴いて1日を終了!
2日目
朝食も時間制限とかなく、
暖かな食堂でのんびり過ごした。
フェスの2日目は例年なら初心者アイスクライミングコンペが開かれて、
我が家もこれに参加すべく小屋泊にしたのだが、
今年は内容が変更して、
バウンダリ(枠の中をアイスクライミングしていく)体験会となってしまい、
こちらはアイゼン持参が条件為、
今年も2日目は下山のみ。
個室の炬燵に入ってしばらくのんびり^^
am9:00過ぎに小屋を出る準備を始めた。
外は快晴!
空気は冷たかったが、
太陽の日差しで前日より暖かく感じ気持ちも晴れ晴れ!
アイスキャンディ付近で、
お世話になったスタッフさんにご挨拶。
「今度はコンペにも参加しな~」
とお誘いを受けたお姉ちゃんは、
満更でもない様子^^
快晴の中の登攀を見てたら、
なんだか名残惜しくなってきちゃったけど、
また来年。。。
と下山を開始した。
昨晩積もった雪がフカフカで気持ちいい。
ソリの滑りもいいらしく、
子供達も楽しげ。
赤岳山荘でいつもの休憩。
阿弥陀岳も白く美しい姿を見せてくれた。
林道ではタイヤの2本線が子供達のソリコース。
お姉ちゃんとneo君で競争しながら、
無事駐車場のある八ヶ岳山荘に到着した。
おわり
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