伊豆山稜線歩道 Vol.1 GW後半

akko(ageha)

2013年05月12日 10:53

5月3日~6日





伊豆山稜線歩道 3泊4日 GW後半






1年に1回だけ会って山の話しを楽しむ人がいる。

ピアノの調律のおじさん^^

毎年12月に訪れるから、
その年のお互いの山行の話しを、
調律の前に1時間ぐらいのお喋りを楽しむ^^


去年の12月、おじさんから「伊豆山稜線歩道」の話しを聞いた。



子供連れなら、歩きやすいし景色もいいからお勧めだよ、って^^




全長42kmある稜線歩道、
一部区間だけを歩く事の人が多いようだが、
我が家はテン泊で3泊4日かけて、
のんびりと全行程を歩く計画を立てる。

2泊は野営、
最終日の1泊は稜線歩道からわずかに離れた所にある達磨山キャンプ場でテン泊する予定を立て、
出発日を迎えた。


GWということもあって渋滞も気になるから、
移動は公共機関を利用。

自宅から最寄り駅まで歩き、






始発のJR東海道線で三島駅まで移動。

三島駅からは伊豆箱根鉄道 駿豆線で修善寺駅へ。








修善寺駅からは東海バスで登山口のある天城峠に降り立つ。







am9:15ここから伊豆山稜線歩道のスタートになる。









まずは急登で高度を一気に上げる。

3泊の荷はがんばって軽量化したつもりでも、
水場のないトレイルの為、
父ちゃんと私のザックにはそれぞれに、
水が2,5L、
飲料水が2Lに、
4人分の食材で、
どうしてもそれなりの重さになってしまって私のザックで18kg。
父ちゃんは20kg越え。


階段の一歩一歩に太ももの筋肉が悲鳴を上げる。







neo君がいつものようにブーブー言い出したが、
そんな急登も長くは続かず、
約40分で天城峠に到着。







地図を確認、ここから約2時間は平坦な道のり。

その事を子供達に告げると、

「ヤッター!」

と、元気に歩きだした^^



樹林帯の中の一本道。

でも山の斜面にある登山道は、
片端が切れた、
高所の痩せた場所も所々あり、
時々緊張を強いられる。









それでも木漏れ日の気持ちいい平坦な登山道は、
すごく心地よかったし、
ときどき現れる青空の展望に歩みを止めて一呼吸いれる事も出来た。







子供達もとても調子よく、
順調にチェックポイントを通過していく。


古峠am11:00








二本杉峠am11:45







ここでバーナーを取り出して、
湯を沸かし昼食。

菓子パンとコーヒー、
カップラーメンなんかで。



子供って本当に元気。

ゆっくりと座っていればいいのに、
お腹がいっぱいになると、
トカゲを捕まえて上機嫌で遊ぶ。







ゆっくりする事より、
遊ぶ方が子供にとっては休憩になるのかな…?



滑沢峠pm13:00







ここからは登り道になるが、
明るい森の中は、
今まで出会わなかったような木々が出迎えてくれ、
目を楽しませてくれる。






pm14:00 三蓋山(1,013m)

伊豆山稜線歩道には、
しっかりとした標識が要所、要所に立っているので、
道に迷うような所はほとんどないけど、
記載されているコースタイムと距離に関しては、
???の所も多々あった。





ブナの森の美しい山頂で、
歩き始めてから出会うハイカーさん3組目の、
老夫婦が写真を撮って楽しんでいらした。


私もザックを下ろし、
そんなブナの森を散策。






立派なブナの木…






子供達はまだまだ元気いっぱい。







この区間は2人で楽しそうに歩いていた。






pm14:30 つげ峠






最初の予定では、
ここら辺でテン泊の予定だったが、
次の日の行程を楽にしたかった為、
もうちょっと先まで歩いてみる事にした。

次の日を楽しみにしている子供達は、
もちろん快諾^^

元気に歩き出す。



この時期のトレイルは新緑と花の山となっていた。

アセビの可愛らしい花のトンネルが随所で出迎えてくれる。






まるで人の手が入っているんじゃないかと思うほどだった。







pm3:45 猫越峠







トレイル上に標識の立つ、
こじんまりとした場所だったが、
この日、場所によってはものすごい強風が吹き付けていた風が、
ここには及ばず静かだった事、

日差しが暖かく辺りが明るかった事、

テントを張るための十分なスペースがあった事で、


本当ならもうちょっと先を行きたかったが、
ここにテントを張ることにし、
1日目の行程を終えることにした。






つづく


あなたにおススメの記事
関連記事