別山、真砂岳

akko(ageha)

2012年09月26日 08:05

8月24~26日







別山南峰(2874m)、真砂岳(2861m)







早朝出発する父ちゃん達に合わせて私も起きる。

ちょっと寝坊してam3:30。



もうみんな起きて準備を始めていた。






そして父ちゃん、Nao君、アッキーの3人が剱澤キャンプ場を出発。






「気をつけて…
無事登頂できますように」







テントに戻ると、
まだ子供達はグッスリと寝ている。

お湯を沸かして緑茶をいれる。 
熱いお茶と、
昨日の残り物のおにぎりを食べながら、
1人静かに剣岳を眺める。






風も穏やかだし、いい天気になりそうだ。
剣岳を眺めながら父ちゃん達の安全を祈る。



5時過ぎ、子供達が起床。
私達も支度をはじめる。


子供達を父ちゃんのテントで朝食を食べさせ、
その間に自分のテントをたたみパッキング。


ザックを背負い、
この日目指すは別山、真砂岳、
そして雷鳥平のキャンプ地まで行く。

コースタイムで約4時間の道のり。


剱澤キャンプ場はとても静かだった。
テントの主はみな剣岳へと向かったんだろう。

キャンプ場にいる人は見渡した感じ、
私達を含め数人だ。


am7:00パッキング完了。
そして私と子供達で剣岳に背を向け、
別山に向けて歩き出す。







まずは前日下ってきた登山道を別山乗越まで登り返し。


歩き始めはゆっくりと…

休憩を挟みながら歩いて行く。





前方にある剣山荘に続くみちから、

「ヤッホー」の声。


その声にお姉ちゃんが、

「お~い」

とお返事する。


しばらくお互いに、
山の会話を楽しんだ^^



歩みを再開すると、
今度はお姉ちゃんが雷鳥を発見!





雛鳥が4羽、そして親鳥が1羽の5羽を確認。


親鳥の「くーくー」と優しく鳴く声が聞こえる。

雛鳥を呼んでいるのかな?


しばらく3人で静かに見守る事にした^^




ほどなくして別山乗越に到着。

すると目の前の景色が一気に開け、
雲海が目に飛び込んできた!






しばらく景色を眺めながら休憩。


そしていよいよ別山へと向かう。


ほとんど私達だけで貸しきり状態の登山道はとても静かだ。

そんな森林限界を超えた登山道は日差しが強く、
暑さで子供達の足取りは重い。





登っては下って…
これを3回ぐらい繰り返したかな…

やっと別山南峰に登頂!





しばらく休憩してから北峰はスルーすることにし、
そのまま真砂岳へと向かう。






真砂岳へと向かう途中から、
多くのハイカーさんとすれ違うようになってきた。

すれ違うたびに、


「がんばれ~」

「大きなザック背負って偉いな~」


と子供達に声をかけてくれる。



母と子、それに大きなザックを背負っているからだろう。

「お父さんは今、剣岳へ…」

そんな説明を何度もした(笑)


山でのそんな会話に沢山の元気をもらって、

無事「真砂岳」にも登頂!







登頂後、ガスが一気に山の斜面を駆け上がってきた!



「富士の折立」へと続く稜線上にある「大走り分岐」から、
雷鳥平へと下る。

雨が降ってきてしまう前に…






大きな雲に飲み込まれてしまう前に…






ガスで覆われた眺望も何もない、
たいくつな「大走り」を抜けると、
お花畑の道が出迎えてくれた。





キャンプ場までもう残り僅か。
雨に降られる前に降りてこられてよかった。

キャンプ場へと続く、
最後のお花畑の小道を楽しんだ。








雷鳥沢キャンプ場につづく


あなたにおススメの記事
関連記事