雲取山1日目
5月12日~13日
雲取山(2017m、日本百名山)
1日目
我が家にしては珍しい早朝4時半に自宅を出発。
到着寸前で30分道迷いして、
am8時半に登山口近くの小袖駐車場に到着。
すでに
茶々さん、くろちゃんは到着しており、
カーミットでくつろぎ中。
すぐに準備を始め9時前に出発!
今回のルートは、
1日目
小袖P→堂所→七ッ石小屋→七ッ石山山頂(1757m)→ブナ坂→奥多摩小屋(テン泊)
2日目
奥多摩小屋→雲取山荘→雲取山山頂(2017m)→奥多摩小屋→堂所→小袖P
歩き始めから背中のザックの重さが身にしみる…
でもみんなの背中にも大きなザック^^
がんばろう…
気合が入る。
山登りで子供達2人とも調子がいいのは稀な事で、
この日はお姉ちゃんが絶好調で、
neo君は機嫌はいいものの、
歩くスピードがマイペース。
徐々にみんなとの距離が開いていく…
自然と私とneo君のペアさんの出来上がり。
neo君はご機嫌で、
一人しりとりをしては一人でうけて大爆笑…(笑)
そんな楽しい気分が長続きするように私も一緒にお喋りを楽しむ。
こんな時は急登でも自然と足が前に進むもんだ。
そんなneo君のお喋りを聞きながら、
顔を上げれば新緑の鮮やかな緑が目に飛び込んでくる。
遅れがちな私達2人を、
分岐がある度に、みんなが待っていてくれる。
「ありがとう」
七ツ石小屋で合流した時に昼食をとることにした。
お湯を沸かしカップラーメン。
じっとしていると冷えてくる体に温かな食事は嬉しい。
ここから七ツ石山山頂を目指す。
ザックはあいかわらず私の背中にのしかかる。
なかなかつかない山頂にブーブー言い出したneo君をなだめながら、
到達した山頂は想像以上に気持ちのいい場所だった。
山頂につけばもちろんしばらくは降りになる。
これでしばらくはneo君の機嫌もいいだろう(笑)
お姉ちゃんはどうしたもんだか、とても落ち着いている^^
有難い。
ここからは登山道が広々とした尾根道歩き。
この日、昼頃までは白い雲が広がり、空気もひんやりしていたけれど、
午後になるにつれ気づけば青空が空の大部分を占めていた。
ポカポカと暖かい、
気持ちよい尾根道には私達パーティだけ!!
しばらく景色を楽しみながら、
やっとこ今日のテン場がある「奥多摩小屋」に到着。
それぞれにテントを設営。
手前から、
くろちゃんのアラック。
茶々さんのウナ。
父ちゃんが宴会場として持参したシャン5シェルター。
私のアラック。
父ちゃんのヤヌー。
子供達はお腹を空かせた雛鳥のようにピーチク、パーチク。
一足先にお食事^^
幸せのポケモンカレー(笑)
テン場からは眺望が広がる。
でもその立地から風当たりの強さは容易に想像できる。
シャン5があってよかった…
山では人と人との距離が近くなる。
がんばって歩いてきた分、
自然と顔はほころびる。
山の夜は早いけど、
自分の体力もその時間に比例するかのように、
自然と眠りへとの支度を始め、
夜8時前にはテントの中へ…
朝までグッスリ…
のはずが、遠くから低く地面を響きわたってくる風の音。
式根島に行った時の嵐の時にも経験した、
「風の声」
小さなテントの中でまるくなって、
風が過ぎ去っていくのを何度かやり過ごした後、
自然の恐怖を感じながらも、
いつのまにか私は寝入っていた。
2日目につづく…
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